2017年12月29日に開催したワークショップでの写真です。この日は10時〜17時の一日講座。下地として観覧車などを撮影。その後にカモメを撮りにいきました。
ワークショップではいつも、撮り方のコツや被写体との向き合い方などのアドバイスなどはしますが、「この位置からこういう角度で撮れば良い」みたいに具体的なことはあまし言いません。撮影中は強制もしないし、食べ歩きしようとほぼ自由です(笑)。
聞かれたらどんなことでもお答えしますけど、自分なりに、自由に、撮って頂きたいという考えです。
撮った写真を後日に見せて頂いて、「逆にこういう撮り方もあったのかー」と僕が学ぶこともあります。
それなりのものを撮っておきたい
ということでワークショップ中は自由に撮ってもらいます。みんなの撮っている姿を見つつ、誰かはぐれていないか確認しつつ、気持ち半分くらいで僕も撮っています。
WSの内容によっては全然撮れない時もありますが、僕の写真を後日にお見せすることもあるので、それなりのものはなるべく撮っておきたいです(笑)。
いい写真ダメな写真の定義は人それぞれですが、「おー、さすが先生っ!」って思われたいじゃない(笑)。
で、このカモメの透け具合どうです? いやーお見事ですよね。
さすが僕ですよね!ねっ!ね!(必死)
撮ることに理由はいらない
人それぞれ、写真を撮る理由ってあると思います。ただ撮る行為が楽しいという方もいれば、展示するための方もいます。
僕はいつも誰かに見せる前提ですが、実は撮影中はあまりそういう発想はなく、心が動かされて反射的に撮っています。
「ちゃんと理由付けしなさい!」という先生はいるかもしれませんが、とりあえず楽しむが一番です。趣味からもう一歩進みたいとなってくると別ですが、前提は楽しむことですよね。
だから、ワークショップの内容を考えるときは、これを知っていればもっとフィルムカメラが楽しくなるだろうなってことを考えます。
本当はちょっと辛いくらいを乗り越えた方がスキルアップも出来るし、より写真が楽しくなるけど、これこそ無理強いは出来ないことですね。