最も手に入れるのが容易なリバーサルフィルムですね。ヨドバシやビック、カメラのキタムラなど、たいていのお店がとりあえず仕入れています。今はパッケージが変わっていますね(古いのしか無かったので)。
赤の発色がピカイチな性能特化型
クロスプロセス現像を除くと、最も発色が鮮やかなフィルムです。特に赤が強いので、夕焼けや薔薇の花などは、他の追撃を許さない、まさに独壇場です。
夕暮れに限らず、空や花の撮影には最高のパフォーマンスを発揮しますが、被写体や場所を選ぶフィルムですね。
まず、ポートレートや明暗差の激しい場所にはあまり適しません。シルエットとして撮るなら最適ですが、コントラストが強い為、明るい部分は白飛びして、暗い部分は潰れてしまうことがあります。
また、リバーサルフィルム全般的な特徴ですが、ラチチュードが狭く、露出をしっかり合わせないと、明るすぎて画像が無くなったり、真っ暗な写真になってしまいます。
失敗したら、、、ほら、ホラーに。
写真撮影には適正露出(露光)といって必要な光の量が決まっており、必要以上に光を集めると明るく、足りない時は暗くなる。ラチチュードは画像がしっかりと成り立つ範囲のことであり、その範囲が広いほど白飛びや黒潰れがなくなる。
一般的にネガフィルムよりもリバーサルフィルムの方がラチチュードが狭く、初心者には扱い辛い。
クロスプロセス現像には不向き
リバーサルフィルムなのでクロスプロセス現像も可能ですが、結果は赤。
クロスプロセス現像=派手なイメージをお持ちの方が多く、はじめてクロスプロセス現像する時に一番手に入れやすいVelvia100を購入して、想像と違う結果にげんなりする。よくあるパターンです。
鮮やか ★★★★★
ノスタルジー ★★☆☆☆
ドリーミー ☆☆☆☆☆
キレイ ★★★☆☆
面白さ ★★☆☆☆
価格 ★★☆☆☆