【参加者さんの写真】2019年9月東京フィルムワークショップ

2019年の9に開催した東京ワークショップ。参加者の方の写真を共有させて頂きます。
関東では今年にもう一つ出来ればと思っていたのですが、時間が足りずに断念。
2020年の1月には開催したいなと思っているのですが、体調が低空飛行なので、2月中になりそーです。また連絡させて頂きます◎

今回の開催期間は4日間。場所は浅草・東京タワー・東京駅・浜離宮恩賜庭園。
フィルムカメラなので、撮影会中に撮り終わっていない方、現像までどうしても時間がかかっちゃう&台風で撮れない時期が続き、こちらの都合もあって、アップが遅くなりました。
まだ、送れていない参加者の方は、撮り終わりましたらぜひ。追加させて頂きますね。

さて、それではいってみましょう(それぞれ画像クリックで拡大表示されます)!

 

参加者さんの写真

Photo:与曽井陽一
Film:PRO400H(ネガ現像)・Lomography X-PRO200(クロスプロセス現像)

真四角の写真はハッセルブラッド。さすがの高画質ですね。ローアングルでの撮影がいいですね。PRO400Hの特性をいかすために、かなりオーバー気味に撮るとふわっとした写真になります。
クロスプロセスの写真は、黄緑になってしまったのことですが、X-PRO200のどぎつ過ぎない発色は好きです。青空を半分くらい入れると、青系に転ぶこともあります◎赤いバラなど、色の濃いものを撮るのもオススメですね。

 


Photo:張 早
Film:Olympus PEN FT/AGFA ULTRA100(ネガ現像)
歴代のオススメフィルムとしてこちらが持参したAGFA ULTRAですが、申し訳ないことに劣化が進んでザラつきも強く、高彩度にもならずでした。
一輪の花だけを選び出す視点はいいですね。ピンボケ写真が多くなったとのことでしたが、フィルムカメラはピント合わせが難しいです。コスモスは風の影響も受けますからね。まずは開放ではなく、F5.6や8で慣れていくのもいいですよ。

 


Photo:高橋直也
Film:70’s Summer(RetroChrome 320)(リバーサル現像)
レトロな色調になるフィルムですね。
たくさん写真を頂いて、こちらの二枚を選ばせて頂きました。1枚目めっちゃいいですね。コスモスを脇役にして、中心にカップル。そしてビル。ここでしか撮れない一枚です◎
2枚目の逆光コスモス。アンバランスさもありますが、個人的に好きです。透過した光がいいですね。

 


Photo:馬橋 里枝
Film:Ricoh XR-2/Super-Takumar 55mm F1.8/FUJI PRO400H(ネガ現像)
二日続けてのご参加。台風などの影響もあって倒れてコスモスが少なかったですが、綺麗なコスモスをしっかり選んで撮影されていますね。意外と花チョイスが適当な方って多いです。花全体にピントが合うように、もう少し絞ってもいいですね。
別日のWSですが、スニーカーの不思議な一枚が素敵でした◎

 


Photo:mami.
Film:HOLGA/FUJI PRO400H(ネガ現像)
ホルガのレンズの特徴である、中心ピントをしっかり意識された撮影をしていますね。光漏れしちゃった写真ですが、個人的に好きなので選ばせて頂きました(笑)。光漏れしないフィルムの装填をお伝えしましたが、あえてわざと光漏れをさせるのも面白いかもしれませんね。
3枚目ですが、横断歩道を人が渡っている瞬間を狙うとミニチュア感も出ますよ◎

 



Photo:原田美佳
Film:LOMO LC-A/Kodak E100(クロスプロセス現像)・Kosmo Foto(モノクロ現像)
一枚目の超ローアングル&二分割構図がいいですね。手前に人の足元を入れるとさらに奥行きも出るので、試してみて下さい。足役やりますよ(笑)。
二枚目。講座中にお話しした、「あえて正面から撮影してみる」を実践されていますね。かわいいカフェの店舗など、いろんな場面で使えるので意識し続けて下さいね。
三枚目は撮影場所に向かう途中でしょうか?ビルの明暗差、雲もいいですね。

 


Photo:Hiron
Film:Pen F/Cinestill800(ネガ現像)
ストーリー性のある写真の撮り方WSの日です。撮影した写真たくさん見せて頂きましたが、個人的に好みのものを選ばせて頂きました。
人を手前に立てることで遠近感も出ますね。地べた撮影もいいのですが、水たまりなどを使ってリフレクション撮影するのもオススメです。
マニアックかもしれませんが、僕は三枚目が好みですね。何気なく目にしているものを捉えるって難しいですからね。お見事です◎

 


Photo:岩佐美智子
Film:NATURA CLASSICA/CONTAX Aria
東京タワー、大胆な構図で面白いですね!基礎の構図も大切ですが、そこにとらわれ過ぎるとこの構図が失われるので、普段は思うように撮りつつ、基礎はゆっくり身につけて下さいね。
二枚目の柵越しの木ノ実もいいですね。ついレンズを突っ込んで柵が映らないように撮りがちですが、あえて入れるのがいいですね。金網ごしの電車など、いろんな場面で使えると思いますよ。

 


Photo:大橋マキ
Film:KONO!  Rekorder 100-200(モノクロ現像)
強コントラストでゴリゴリになるモノクロフィルムです。同じ撮影場所でも全く違った写真になっていますね。
人が入ると、戦後みたいなレトロ感がありますね。はじめての使用で結果は読めなかったかもしれませんが、またいろんな撮影地で試してみて下さいね。扱いの難しいフィルムですが、大化けすることもあります。潰れてしまって大失敗もありますが(笑)。

 


Photo:hazy_moon
Film:
ストーリー性のある写真の撮り方WSの日です。モノクロが素敵ですね。人の足元写真に物語を感じます。机の上の黒電話もうまく余白を入れて撮られていますね。つい黒電話だけをアップで撮って終わってしまいがちですが、この黒の余白がめっちゃかっこいいです。
カラー写真のバランス崩壊していますが(フィルムはロモパープルでしたっけ?)、これまた渋い一枚。望遠レンズでもないのに、こんなにカラスに近づけます?地蔵さんをあえて背中から撮るのも、前ボケも良かったです。
全体的にアンダーよりだったので、明るいふわっと写真も見てみたいなと思いました◎

 


この度はご参加ありがとうございます。
共有させて頂くのがすっかり遅くなり申し訳ありません。またご興味、機会がありましたらぜひご参加下さい◎

僕の撮った写真は以下より。

 

【開催中】フィルムカメラのワークショップ

フィルムカメラをはじめてみたい方。もっとフィルムカメラを楽しみたい方、様々な内容のワークショップを定期的に開催しています。
関西では12月に開催。関東では2020年の1〜2月中を予定しています◎