2018年3月31日に『桜の撮り方ワークショップ』開催しました。桜ということで、撮影は名所である井の頭公園にて撮影をしていただきました。
準備したフィルムは5種類。「FUJI PRO400H」・「FUJI PROVIA400X」・「Retro Chrome160」・「70’s SUMMER」・「Kodak SUPER GOLD400」。
今も販売されているものから入手困難なものまで、桜と相性良いフィルムを選びました。
桜の撮り方のコツなどレクチャー、それぞれのフィルム別サンプル写真をお見せして、選択して頂きました。
コツに関しては近づいて接写というベタな撮り方ではなく、風景の一部として撮るとか、一歩下がって桜を見ている人ごと撮る、とか。
そういう感じです。
ということで、参加者さんの写真を紹介させて頂きますね。データを頂いた方のみになりますが、以降データを頂ければ追加しますね。
参加者さんの写真
Film：PROVIA400X（クロスプロセス現像）
鴨と桜の花びら、ステキな一枚ですね。池に散った桜の花びらがいいですよね。
二枚目は、そこに落ちる影で『シルエット遊び』。これがもっと面白い影になるように、たとえば口から木の枝が出ているように見せるなど、ひと工夫があればもっと良かったですね。
って、この左にいるのは僕なので「あんたが気付けよ」って感じですね（笑）。
Film：PROVIA400X（クロスプロセス現像）
LC-Aのふわっとしたボケ写真、狙ったのか偶然なのかはさておき（笑）、個人的に好きです。頂いた写真の中で、日陰で撮影した写真がややアンダー気味だった（暗かった）ので、撮影の際に感度設定を調整してみるのもいいですね。
感度400のフィルムなら設定を200や100など。
Film：Retro Chrome160（リバーサル現像）
いつもご参加頂いています。どんどんフィルムらしい写真になっているなーというイメージ。めっちゃ人が多かったのですが、それを感じさせないこのフィルムらしい爽やかさが出ていますね。
無理矢理ワンポイントアドバイスすると、脇役になる右の白鳥のボートがもっと目立っていればいいなと。後ろのボートと被らないようにタイミングを見計らって撮るといいですね。
Film：PROVIA400X（リバーサル現像）
講座では桜を主役にしないとか、真下から撮るなどのお話もしました。参考にして頂けたのか、いつも通りなのかは分かりませんが、いろんな視点の写真を頂きました。
フィルムカメラが久しぶりで、初のLC-A。これだけ撮れていれば言うことはありませんね！ぜひこれからフィルムをはじめて下さい◎
Film：PROVIA400X（クロスプロセス現像）
クロスプロセスの性なのか、お見せしたサンプル通りの色味にならずでしたね。すいません。
花見の人たちを、まるで花見に来ているような目線で撮影されていますね。撮影も楽しいけど、ビールも吞みたいなーという心境でしょうか（笑）。この視点いいですよね。
Film：Retro Chrome160（クロスプロセス現像）
同じ場所とは思えない写真ですね。桜はどこへ（笑）？二枚目の写真はメタセコイアを縦で撮っていますが、「横で掲載して下さい」とのこと。水面に反射した風景みたいですね。この発想や被写体チョイスはかなりハイセンスですね。
Film：Retro Chrome160（リバーサル現像）
後ろ姿いいですね。爽やかな色なのに哀愁があります。若者たちがボートを漕いでいるのを見ているようなストーリーも感じます。「若いってええなぁ・・・」って。
小さい橋と池はプチ定番スポットですね。ここでも人が被らないように撮影したり、水面の映り込みを意識していくとより良くなりますね。
Film:FUJI PRO400H
当然、僕も撮ったので掲載します。前日の一人ロケの時にも撮りました。ロケは、光がどの方向から当たるか、良いスポットはどこか、どのルートがいいかなどを調べる為ですが、普通に撮影を楽しんで撮っています。
フィルムは誰も選ばなかった「FUJI PRO400H」です。いまも手に入りますからね。
名所はたくさんあるけど、たまたま今年は井の頭公園に集まったんじゃないかって思うくらいひと・ヒト・人。
人がいて前まで行けなかったりするので、構図も限られてしまうし、柵は邪魔だし、肝心の桜は散りはじめているし（笑）、撮るのが難しかったですね。
ということで、ご参加ありがとうございました！
二日目のWS写真は明日アップしたいと思ってます。
