はい。変なタイトルですいません。
生まれ変わりだとか、めっちゃ信じているわけではないのですが、そんな話。
『我が子は天才!』というのは9割が親目線だと思うのですが(笑)、うちの子は『人間をなんどもやってるな』と思うことがあります。
妙に食通で、子供らしくないんですね。
たとえば、抹茶は偽物の色が付いた甘いのは嫌いだけど、濃くて苦い本物の抹茶が好きだし、梅干しも甘いのより酸っぱいのが好き。
スルメとか酒のあても好き。ポン酢も好きだし、将来は酒飲みです(ポン酢は関係ないか)。
話していても、まれに大人っぽいところがあったり、気遣いも得意。
勘もするどいので、サラッとごまかそうとするとバレます。
この話の流れで書くのもあれですが、10月に父親が他界しました。
食道がんでずっと入院していて、食べることも出来なくって、どんどん痩せていったんですね。
それでもお見舞いに行くと、いつもひょうひょうとしていました。
僕なら弱音吐きまくりで、ずっと「辛い」って言うてそうです。あのメンタルの強さ。見習いたいです。
僕の体調が低空飛行なのも、ストレスで自律神経が乱れてるからかな。
戻します。 娘にとっては、おじいちゃん。もう顔を見れなくなりそうだったので、悩んだけど最後に娘を連れて会いにいきました。
父親も、長い時間痛みや辛さを我慢して気を張るのはしんどいので、滞在時間は5分ほど。
その中で娘は驚いたそぶりも見せず、ずっと笑っていました。
そして「ケーキ屋さん行こうね」といって後にしました。
病院を出た時に、「じいじ痩せてたやろ?びっくりした?」と聞くと。「うん」と。
「でもびっくした顔せんと、ずっと笑ってたやん」と言うと、「心の中でびっくりしててん」と。
子供らしからぬ、泣かせる気遣い。
あーー、きっと人間を何回かやってるなと(笑)。
自宅でご飯を食べているときは、ずっとテレビ見たりウロウロしたり。そこは子供らしくっていっつも叱ってるんですけどね。
だから、前世の記憶はリセットされるけど、何かが残るんじゃないかな。
将来の夢はケーキ屋さんだけど…
ケーキ屋さんになりたい。そんなベタな夢を持つ子供らしさもありますが、「どうせケーキ食べたいだけやろー?」って聞くと、違うと。
「美味しいものでみんなを幸せにしたいねん」と。斜め上の回答が返ってきます。
父親に「ケーキ屋さんに行こうね」と言ったのもそれが理由なのかな。
ケーキを食べるのはもちろん好きですけどね。ガトーショコラとか渋めの濃い味が好み。
昨日、ケーキ屋さんがどんどん潰れていくとニュースでやっていました。
「なんで潰れるん?」と聞いてくるので、「お客さん来なくなったら、お金が稼げなくて潰れるねん」などと、5歳児に説明しました。
全てを理解はしているわけではないですが、続いて「どうしたらお客さん来てくれるかな?」と聞くと、
うーんと考えて、「そうや!お客さんも作れるようにしたらいいねん」と、なかなか斬新なアイデアを出してきました。
販売するだけではなくて、作り方も教えるそうです。
「赤ちゃんがいたら、私が抱っこしてあげるねん」と、子連れママへの気配りも完璧。
で、思いましたよ。お主、人間を何回かやってるなと(笑)。20回目くらいだな、と。
芦田愛菜ちゃんとか、きっと40回くらいやってますよ。
じゃないと、あの年齢で完璧に陛下へのスピーチが出来るとか、おかしいです。
ゼロから億を稼ぐ人とかもそう。
理不尽な人と出会った時に
逆の発想をすると、車から平気でゴミを捨てたり、煽り運転する人は人間1回目なんです。
だから、ストレス与えてくる理不尽な人とかいたら、「1回目やし、しゃーないか」と思えば少し気が楽です(笑)。
前世とか生まれ変わりだとか、別に信じなくてもいいんですけどね。
「あの人は1回目なのよ!」そんな考え方もありかなと思っています。
ちなみに、娘は山Pが好きで、コードブルーを見ては「かっこいぃい〜♡」と言うてます。
「パパとどっちが好き?」とびびって聞けない僕は・・・よ、4回目くらいか。