フィルムカメラの基礎というよりも、絶対こうした方が楽しいよーというのは、カメラを複数台持つことです。
とりあえず2台は確保しておきたいですね。
オススメですが、1台は気軽に撮れるカメラ、もう一台は中判でもいいし、パノラマなどの変化球カメラもいいですね。
出来れば勉強用にマニュアルカメラは一台は持っておきたいところです。3台までなら撮影にも連れ出せるかと思います。
□初心者向けのフィルムカメラワークショップ開催決定
フィルムカメラはカメラによって雰囲気がガラリと変わる
トップの写真はブロニカ。そしてこれはLOMO LC-Aです。同じカメラというククリでも全く違いますよね。
同じ場所でも二倍楽しめます。
LC-Aの利点は気軽に撮れることです。距離レバーを変えて、後はシャッター押すだけ。
露出の勉強にはなりませんが、軽量でコンパクトなので、いつでも鞄にイン出来ます。
この『カメラを常に持つこと』が重要で、それだけで「何か撮ろう」とアンテナを張るようになります。そのアンテナが写真の上達には欠かせません。
利点はいろんなフィルムを楽しめること
こちらは『スプロケット ロケット』というカメラ。フィルムの穴まで写ります。
僕がフィルムを好きな理由は、このブログでは何度も書いていますが、使うフィルムによって色味や雰囲気が変わることです。
カメラを変えつつ、さらにフィルムも変えることで同じ場所でも全然違う出来上がりとなります。
もちろん、同じカメラで違うフィルムでもいいし、違うカメラで同じフィルムでもいいと思います。
僕はLC-Aを5台くらい持っています(笑)。ワークショップのレンタル用というのもありますけどね。
個体差のあるカメラなので、露出や周辺光量落ちなどが変わります。だからその5台の中でもお気に入りは違います。
なんにせよ、デジタルではここまでガラリと雰囲気は変えるのは難しいですよね。
カメラというよりも、レンズでの変化になります。それはフィルム一眼でも可能ですし。
あとは、最悪どれかが故障したり、クロスプロセス現像して失敗オンパレードになったとしても大丈夫ですよね(笑)。
保険でもありますが、どれかは多重露光など実験も出来ます。
LC-A+なら新品で3万円ほどで変えますし、スプロケット ロケットなら1万円以下。中古のカメラ屋さんなどに行けば、5万円以下でいろいろ購入可能です。
長い目で見ると高い買い物ではありませんよね。