これぞトイカメラの決定版『SPROCKET ROCKET』

価格、描写共に大満足のカメラ『スプロケットロケット』です。
35mmフィルム使用、パノラマ&広角。36枚撮りで19枚の撮影が可能。

露出の調整は、二段階の絞り(F11と16)。シャッタースピードは固定です(バルブは可能)。
特に出来ることがないという、機能面はさすがのトイカメラですね。

描写はノスタルジーで可愛いです。

 

満足度 ★★★★☆
描写 ★★★★☆
画質 ★★☆☆☆
価格 ★★★★☆
操作性 ★★☆☆☆
使い心地 ★★★☆☆
携帯性 ★★☆☆☆
デザイン ★★☆☆☆
ファインダー ★★☆☆☆

 

最も個性的なカメラ

見て分かる通り35mmフィルムの穴まで写ります
言ってしまえばたかが穴まで写すだけです(笑)。でもそれが唯一無二ですよね。

実は他にもこういうカメラがありますが、このカメラが最も手軽で描写も良いです。
パノラマ感もいいですよね。

僕は頻繁に使うことこそありませんが、突然目覚めたかのように連れ出したくなります。
価格も新品で1万円以下でお求めやすいですね。

フィルムカメラはじめの一台には不向きですが、サブサブカメラくらいには最適です。

 

注意1
購入すると、裏蓋をあけたところにフレームが入っていると思います(僕が買った時は無かったけど)。このフレームがあると、穴の部分まで写りません。普通のカメラになっちゃいます。フレームは簡単に外れるので、フィルムを入れる前に外しておきましょう。

 

周辺へのボケと歪み

周辺はボケて暗くなり、広角ゆえの歪みも出てきます。上記の写真のような撮り方だとどこにもピントが合わず、眠たいぼんやり写真になってしまいます。

そのため、撮影のコツは被写体を中心付近に配置することです。

ジャスピンだとクッキリ。安価なレンズとは思えません。

撮るのが難しいという声はよく聞くのですが、適当に撮っても雰囲気はあります(笑)。

使い方などの詳細は随分前にトイラボさんのコラムにて執筆もしたので、購入された方はぜひ参考にしてみて下さいね。

 

注意2
現像はどの店舗でも大丈夫ですが、プリントやデータ化にする際に穴の部分が無視されることがあります。トイラボさんなど、このカメラのスキャニングに対応してくれる店舗を探しましょう