線路に無断で侵入している奴を激写!カメラマンのマナー問題

近年、カメラマンのマナーの悪さが問題となっていますね。写真を好んでやっている時点でグレーでしょう。
街で撮影すれば、知らない人や誰かのお家も写ります。お祭りの写真なんかだと確実に顔が分かっちゃいますよね。
肖像権どうこうもありますが、それを全部ダメにしてしまうと、祭りそのものの写真も無くなってしまいます。

それでも、『カメラマンの著作権<肖像権』です。気をつける部分ではあります。僕も顔をバッチリ確認できるものはアップしないようにしています。

どこからがアウトなのかは人によりけりなので、解決はありえない問題でしょう。

だからといって、あからさまに撮影を嫌がるカフェなどもスッキリしなかったりします(笑)。
カフェ側にも理由があるんでしょうけど、インスタ映え狙いじゃなくても、食べに来ました記念で撮っておきたい方もいますからね。

僕はあまり料理を撮らないですが、カメラを持っているだけで不信感をもたれることだってあります。

 

線路に無断で侵入しているキャッツ

線路に侵入して撮る。これもダメですね。これは路面電車の駅の踏み切りから撮っています。猫しかいない駅でしたが(笑)、厳密に言うとここで撮るのもダメでしょう。
猫は慣れた歩きっぷりでしたが、どこに電気ビリビリがあるか分からないので気をつけて歩いて欲しいです。

そもそも線路に侵入がダメですからね。昨年、そのことで松本伊代さんがここぞとばかりに叩かれまくってましたね。写真に『立ち入り禁止マーク』も映り込んでたので、もともとそんな観光客が多い場所なのかな。
その騒動があって、さらにそんな観光客が増えたんじゃないでしょうか。「同じ場所で撮るぜ!」みたいな。

マナーどうこうもあるけど、ただただ人の揚げ足を取りたいだけの人も多いです。

昔はグレーゾーンだったことがどんどん黒になっています。だから、「これくらいいいでしょう!」とは気軽に言わない方が無難です。
生き辛いというかなんというか。

 

もはや黒行為は珍しくない

ウエディングなどのロケーション撮影でも、「許可とって撮影しているからどいて下さい!」なんて言われることもあります。言い方はやんわりですが。
着物やドレスを来ていても、それが仕事だとしても、その場所では同じ立場なのにね。

人が撮っていたら気はつかいますが、そこを強制されるとムッとしちゃうもの。

それはまだマシですが、花を撮りに来て花を踏みながら撮ったり、三脚で場所と道を永遠と占領したり、人の土地に無断で入って注意されたら逆ギレしたり、邪魔だからって木を切り倒したり。
そんな真っ黒マナーも珍しくはありません。

こういう行為が続くと、写真を撮っている人はみんな黒だ! になってしまいます。

そのことで良い写真が撮れようと、ステキな写真ではありませんよね。内側を知ればがっかりでしょう。

 

真っ黒にならないために

僕が写真をはじめた頃はグレーゾーンがかなり広かったです。でも、写真を撮っている人が少なかったので、空を撮っているだけなのに、それはそれで変な目で見られていました(笑)。

今や誰もがカメラを持つ時代。マナーについてはもはや個々が気をつけていくしかないのですが、真っ黒の方は「なにが悪いんだ!?」とすでに心まで染まっています。

撮影に夢中になるのはいいことだけど、知らず知らず染まっていくこともあります。

街中や公園で撮影したらダメ!だとかならないよう、グレーゾーンが長続きして欲しくはありますが、ふと思い立ち、これはちょっとダメだったかもなと思い返すことも大切ですね。