ペット(犬や外猫)撮影にオススメ!オールドレンズの魅力を解説。

僕の写真撮影の割合ですが、仕事だと、ニコンのデジタル一眼レフやソニーのミラーレス一眼です。ミラーレスにはミラーレス用のレンズを装着しています。

それが仕事外だとミラーレスにはオールドレンズ(フィルムカメラのレンズ)を使っています。それが7割。フィルムカメラは2割。デジタルが1割です。

なんとなく、このコロナの影響もあってフィルムカメラの出番が減っちゃいました。
外出も減ったし、ワークショップが休業中なのもありますね。

前置きはさておき、さっそく本題にいってみたいと思います。オールドレンズに興味がある方、ワンコやニャンコを好きな方はぜひご覧下さい。

オールドレンズでペットを撮ってみよう

「オールドレンズで何を撮ればいいの?」と、質問されることがありますが、ペットとの相性がとてもいいです。
オートフォーカスなのでピント合わせが辛いのですが、ハマると泣ける一枚になるんですね。

オールドレンズと犬

「デジタルではダメなのか?」と言われるとそうではありません。
ただ、オールドレンズを使って、自分でピントを合わせる、そのじっくりと被写体と向かい合う時間が大切だと。
柔らかい描写、フレアゴーストは、ノスタルジーで記憶の世界のようで自然と心に届きます。

オールドレンズでゴースト
チワワのペット撮影

あくまで感覚の話なので、フィルムやオールドレンズを否定する方からすると、「デジタルのレンズでもノスタルジーに編集すればいいでしょ」となるかもしれません。

はい。確かにそれは可能でしょう。ただ、技術や知識や編集も大切だけど、一瞬の世界を閉じ込める写真ってその感覚が大切じゃないでしょうか
人によってその感覚が違うから、そこに自分らしさも出て来ます。
オールドレンズを使って、じっくり被写体と向かい合うと、それが強まるのも確かです。

どのオールドレンズ(フィルムカメラのレンズ)がおすすめ?

オールドレンズは種類が豊富です。NIKON、CANON、OLYMPUS、CONTAX、PENTAX、など様々なメーカーから、様々なレンズが発売されていました。
僕が使用したことのあるレンズもまだ50本未満。人生で全てのオールドレンズを使うことはもはや不可能なレベルです。

その中でオススメなのは、「Super takumar 55mm f1.8」です。オススメな理由としては、まずは安価なこと。
そして、デジタルのレンズとの違いも明確で、悪く言うと性能が良くありません。

レンズも黄色く変色しています。保存状態によりけりですが、これがそのまま味になることもあるし、RAW現像で戻すことも可能です。

とまぁ高性能なレンズではありませんが、だからこそのピントの甘さ、フレアやゴースト。ノスタルジックな描写が楽しめます。
開放での絞り値はF1.8ですが、ボケ味としては十分ですね。

ダックスの家族撮影 ダックスフントの家族撮影

参考までに。一枚目がオールドレンズで、二枚目がデジタルのレンズです。オールドレンズのスーパータクマーはメルカリでフィルムカメラとセットで5,000円ほどで購入。カメラは故障していたので、自力で直しました(ちゃんとしたお店で買いましょう 笑)。

デジタルレンズはタムロンの望遠で、発売当初は10万円くらいだったかな。

綺麗な方は一目瞭然ですが。物語を感じるのはオールドレンズでは?
まーー。あとは好み、ですね(笑)。

参考価格:6,000円〜

 

ペットを飼われていない方は外猫を撮ってみよう

ノスタルジーな描写は外猫との相性も抜群です。
特に昭和レトロな町と猫ですね。最強な組み合わせだと思っています。

動く被写体をマニュアルフォーカスでピントを合わせるのは困難ですが、考えてみれば今が便利過ぎるという面もあります。
昔はみんなマニュアルで合わせていましたからね。

全ての操作を自分でするほど、写真の世界にもどっぷりハマれます。


オールドレンズと猫
オールドレンズとのら猫

こちらは、「Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ」で撮影。このプラナーはカール・ツァイスのオールドレンズの中では最も人気がありますね。
スーパータクマーと比べると性能はグンとあがります。価格も3〜5万円と、ちょっと気軽には手を出しにくいかもしれません。

でもオールドレンズはこれ一本あれば、存分に遊べるんじゃないかなと。

オールドレンズと猫ちゃん
オールドレンズと家猫

あえて悪く言うと、性能が良いんですね。だからオールドレンズらしさは薄れるかもしれません。

でも僕が使うのはこのレンズばかりです。はじめて使った時も、いまもずっとお気に入り。
強めのコントラストに鮮やかな発色、キレのある一枚が撮れます。

 

どんなレンズにでも言えることですが、撮ってみないとわからない部分はあります。
撮り続けて良さがわかるレンズもあります。

でもこの二つのレンズだけは、はじめて撮った時も、今も好きなオールドレンズです。焦点距離がスーパータクマーが55mm。プラナーは50mmなので、普段使いにも最適です。

はじめの一台としてもオススメですよ◎

 


フィルムカメラのワークショップ

フィルムカメラをはじめてみたい方。もっとフィルムカメラを楽しみたい方、様々な内容のワークショップを定期的に開催しています。

 

関西限定になりますが、オールドレンズを使っての家族撮影やカメラ(写真)の個人レッスンも行っています。

 

YouTubeに猫のチャンネルを開始しました。オールドレンズで撮影した写真や動画などもアップしていきます。
オールドレンズ好きはきっと猫も好きなはず、、、ぜひ御覧ください。

猫のyoutube

 

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