フィルム好きな方でもデジタルで撮影することは多いかと思います。
ワークショップではデジタルで撮っている方もいれば、フィルムが終わり次第スマホで撮影されている方もいます。
デジタルとフィルムは枚数が限られているというのは大きな違いですよね。
デジタルはSDカードなどの容量にも寄りますが、36枚で終わることはありません。
限られているからこそ、一枚一枚は大切に撮るようになります。
撮影が終盤になるほど、残り枚数が少なくなるほど、大切になっていきます。
気持ちがより込められるんですね。
僕はデジタルで撮るとRAW現像をしますが、フィルムはほぼ撮って出しです。明るさを少し変える程度。
デジタルでも撮って出しを目指していますが『最悪、後から調整すればいいや』みたいなところはありますよね。
中判カメラの魅力
僕はデジタルで100枚撮るより、35mmカメラで36枚撮る方がお気に入り写真の割合は多いです。さらに、中判カメラで12枚撮る方が多くなります。
上の写真は一つのフィルムで撮った写真ですが、12枚全部見せることが出来ます。
中判の魅力はたくさんありますが、単純により一枚が大切になることです。
ただの貧乏性というのもありますが(笑)、ここぞという瞬間、場所、光。そしてそれを待つことも苦ではありません。
単純な写真の上達方法はとにかく枚数を撮ることですが、その一枚の大切が失われることもあります。
想いを込めて撮るのも上達法であり、それが人に伝わる写真になります。
これはただの持論ですけどね。
フィルムカメラはじめの一台は35mmでいいと思いますが、そういう理由もあって中判カメラも勧めたいですね。