写真の上達方法ってたくさんありますよね。結局のところ、「たくさん撮る」に集約されますが、知識や技術。センスを育てることも大切です。
専門誌や先生によっても教え方って変わって来るので、「それそれ!」と思うこともあれば、「それはどうやろ?」と思うこともあるかと思います。
たとえば、いろんな教室に通っていたら、『Aの方がいい』という先生もいれば、『Aはいけない』という先生がいるかもしれません。
まー何を信じていいのやらですが、どちらが正解とも間違いとも言い切れません。合うか合わないか、です。
とりあえず、自分の好きな写真を撮っている方から習うのなら、それは正解だと思うのがいいでしょう。
思うのは、趣味で楽しみたいだけなのにあまり「ダメダメ」言われるのはしんどいし、ダメダメ先生は固定観念が強いかもしれません。良く言えば熱い方です。
僕は撮り方ってなんでもありだと思っています。
ノーファインダーもよくやります。トイカメラにクロスプロセスに多重露光、わざと光漏れさせたりと、否定されそうなことはほぼやっています(笑)。邪道アピールしたいわけじゃなくって、自由でいいじゃない!ってことです。
話が逸れましたが、僕が思う上達方法の精神論的なやつをひとつ。 ややプロ思考かもしれませんが。
言い訳をしない
これ、ついやっちゃうし、心でも思っちゃうんですが、被写体や場所などを言い訳にしないことです。
撮影には様々な条件があります。それはその時によって違います。
当然、悪条件もあります。さっきまで晴れていたのにどんどん天気が崩れていくこともあるし、撮影場所に着いて愕然とすることもあります。
場所によって結果は左右されます。でも、その悪条件を極力見せないように撮ることが大切です。妥協する部分は出てきたとしても、諦めずに最高のパフォーマンスを見せます。
モデルが悪いとか、天気が悪いとか、場所が悪いとか、カメラが悪いとか、外部に言い訳をつくってはいけません。子供や動物は動きますからね。
もちろん日差しがあって、陰影がある方がいいです。青空はテンションもあがります。
いいカメラとレンズがあれば、いい写真も撮れるかもしれません。
言い訳になる条件って無限にあります。
だから、厳しいかもしれないけど、上手く撮れなかったら自分の責任です。
でもそう思うことで、だったらどうすれば上手く撮れるのか?を考えるはずです。
どんなことでもそうですが『失敗した。最悪だ。〇〇が悪かった』で終わらせないことですね。
失敗したっていいです。その時は成功に近付いたと思うだけです。
とはいえついつい言い訳することもあります(笑)。
なので、してもいいけどその原因をしっかりと理解しましょう。
写真が上手い人というのは、なぜ上手く撮れなかったのかを知っているからです。結局、それを知るためにはたくさん撮る、になるんですね。
プロ思考というか、仕事としての心構えですが、これも上達方法の一つです。
とはいえ、現場で失敗はできません。
どうしても上手く撮れなくて焦ったときは、一度落ち着きましょう。
そして俯瞰で見てみましょう。
焦りすぎて何か見落としてないか。カメラの設定を変えたり、距離を変えたり。解決策はきっとあるはずです。