フィルム界の八方美人『FUJI C200』

今回は富士フィルムのカラーネガフィルムC200です。35mmのみ販売されています。海外から逆輸入されているので、箱の表示は英語になります。特に問題はありませんね。
まとめ買いすることが多く、我が家にあるフィルムでは一番ストックが多いです。

 

使い勝手 NO.1

フィルムの発色よりも先に目がいくのが、安さですね。600円ほどで購入出来ます。2019年に値上がりしましたが、現在購入出来るフィルムの中ではかなり安価です。安いフィルムというのは発色がいまいちだったり、ザラ付きが酷くて色が潰れがちですが、さすが日本のメーカーですね。
発色が良くてザラ付きも少ない、撮影場所も選ばない、バランスの良い優秀なフィルムです。フィルム独特の柔らかさもあるので、安さに関係なく僕はよく使っています。

まとめ買いがオススメですね。さっと使えるフィルムなので、家に数本あっても困りません。
富士のフィルムは期限が切れても、発色が急激に落ちることはありません。

 

フィルム界の八方美人

フィルムカメラを長く続けている方は分かると思いますが、いつしかカメラコレクターみたいになります(笑)。デジタルと違い、フィルムはカメラによって描写がガラリと変わるので、ついつい購入してしまうんですね。

それぞれのカメラには相性の良いフィルムというのがあります。トイカメラやLOMO LC-Aなら、ノスタルジックに写るフィルムが良くて、しっかり撮れるカメラだとその逆のフィルムが合うなど。

その点、FUJI C200はバランスが良いので、どんなカメラにでも合います。個性的ではないということかもしれませんが、撮影に行く時とりあえず鞄に入れておけば役に立ちますね。

誰からも悪く思われないように、どこにでも良い顔をする八方美人なフィルムです。

 

 

明るく撮るとやさしく。適正で撮るとノスタルジックに。

露出補正でプラスにして明るめに撮ると描写が柔らかくなり、適正やマイナスで撮ると、黄色味が強調されてノスタルジックになります。

僕は他にも好きなフィルムはたくさんあるのですが、価格も考慮するとC200が一番かもしれませんね。
いや、それは言い過ぎか。。とりあえず、間違えのない万能なフィルムです。

とにかくフィルムらしい雰囲気で撮れるので、デジタルとの違いも感じて頂けますよ。

 

オススメ度 ★★★★☆
ふんわり ★★☆☆☆
鮮やか ★★★☆☆
ノスタルジー ★★★☆☆
ドリーミー ★☆☆☆☆
キレイ ★★★☆☆
面白さ ★★☆☆☆
価格 ★★★★☆

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