個人的に好きなエフェクトフィルム「dubblefilm」ですが、このシリーズは当たり外れがあります。
現在6種類販売されており、一番気に入っているのは『MOONSTRUCK EDITION』。リニューアルされて『APOLO』という名前に変わり36枚撮りになりましたが、色味はほぼ変わらず。
同シリーズで一番ダメだったのが、今回ご紹介する『BUBBLE GUM』です。
色付け過ぎ!?失敗フィルム
お菓子の甘さからインスパイアされたキャンディーカラー!とのことでしたが、リニューアル前はこのように暗い緑系。着色し過ぎですね。
キャンディー感はいずこへ? ネーミングのポップ感も皆無でした。
マニアックに表現すると、期限切れのフィルムでクロスプロセス現像して感度設定間違えてしまったみたいな色。サンプルではもっと赤や黄色系に転んでいて「いいなー」って思ったんですけどね。
「ここぞ!」って感じで昨年の桜シーズンに使って、大失敗。
期待していただけに、「なんなのよこれっ!二度と買わないわっ!」と胸に刻みました。
リニューアルされてふんわり感アップていうか、別物に!!
それがリニューアルされて、色味がガラッと良くなりました。24枚撮りが36枚撮りになり、もう全くの別物です。
そう、二度と買わないつもりが、「色味が良くなったよ」って書いていたので、つい買っちゃいました。
この写真を見ても、「着色されてるの?」ってくらいですが、薄っすらピンク色が乗ってきています。ほんとに薄っすら程度なので、少し物足りないかもしれませんけどね。僕は割と好きです。
ちょっと普通のフィルムとは色味が違うな、というのは分かりますよね。ただ、やっぱりもうちょっとピンクが濃くてもいいかな。
それにしても、『MOONSTRUCK EDITION』は『APOLO』に名前を変えて、ほぼ同じ色なのに。
こちらは同じ名前で別物に。よく分かりませんね。
『APOLO(MOONSTRUCK EDITION)』との撮り比べ
ということで同じ場所で『APOLO』も試し撮りしていたので、比べてみましょう。
1枚目は『BUBBLE GUM』。2枚目は『APOLO(MOONSTRUCK EDITION)』です。
場所的には『APOLO』と相性がいいですが、リニューアル後の『BUBBLE GUM』はいろんな場面で使えそうですね。
明るく撮るほど個性は薄れる
エフェクト系に共通していることですが、明るく撮るとエフェクト部分が消えてしまいます。上記はどちらも露出補正で+1の状態。暗い場所で撮るか、アンダー気味に撮るほど効果的になります。
ただ、僕はほんのり明るめくらいが、ピンクのふんわり感と合うなと思いました。

このシリーズは個体差が激しそうだなとも思います。機械的ではなく人為的着色なので、そこを面白いと感じれる方にはオススメですね。
もう一本くらい試してみようかな。
あと、値段は変わらず、撮影枚数が12枚増えたのでそこは良い点ですね。
どうでもいい部分ですが、「KONO!」というブランド名がいつからか表示されなくなったけど、今はどこが作っているのかな?
ふんわり ★★★★☆
鮮やか ★★☆☆☆
ノスタルジー ★☆☆☆☆
ドリーミー ★★★☆☆
キレイ ★★★☆☆
面白さ ★★☆☆☆
価格 ★★☆☆☆