こんにちは、雨樹一期です。
今回の記事は「フィルムカメラに興味を持ち始めた方」必見の記事になるかと思います。
実際にフィルムカメラを始めてみたいと思っても、
・フィルムの種類ってなに?
・どんなカメラを選べばいい?
・何が必要なの?
・デジタルと何が違うの?
と、わからないことが多くて一歩踏み出せない方も多いと思います。
簡単な「ミラーレス一眼+オールドレンズ」からはじめて行くのも一つですが、この記事ではフィルムカメラに特化した内容で解説していきます。
オールドレンズについては以下より。


フィルムカメラは一見むずかしそうに感じますが、結論から言うとフィルムカメラを始めるのに必要なものはとてもシンプルです。
・フィルムカメラ
・フィルム
・電池(必要な機種のみ)
基本的にはこの3つがあれば、すぐに撮影を始めることができます。
また、初心者の方は「設定が難しそう」と感じるかもしれませんが、実際にはコンパクトフィルムカメラであれば、フィルムを入れてシャッターを押すだけで写真を撮ることもできます。
この記事では、これからフィルムカメラを始めたい方に向けて、
・フィルムカメラの種類
・フィルムの種類とサイズ
・初心者におすすめのカメラ
・フィルムカメラの基本的な使い方
など、フィルムカメラの基礎を順番に解説していきます。
こちらも先に結論から言っちゃうと、
・35mmフィルムカメラがおすすめ
・フィルムは ISO200〜400のカラーネガが使いやすい
・撮影後はカメラ店または郵送で現像
となりますが、その理由についても解説しているので、必要な項目をご覧ください。
まずは「フィルムカメラとはどんなカメラなのか?」から見ていきましょう。
目次
フィルムカメラとは?デジタルとの違いについて

フィルムカメラとは、フィルムと呼ばれる感光素材に光を当てて写真を記録するカメラです。
デジタルカメラはセンサーにデータとして写真を記録しますが、フィルムカメラはフィルムに直接像を焼き付けるという仕組みになっています。
と、言葉にするとややこしいですが、実はやっていることはほぼ同じです。
化学反応させるか、直接データにするかの違いです。
分かりやすい違いは、フィルムは撮影した写真をすぐに確認することができず、現像してはじめて写真を見ることができます。
ここが一見不便でハードルに感じるかもしれませんが、この「撮ってすぐに見られない」という体験こそが、フィルムカメラならではの魅力の一つでもありますね。
一枚一枚を大切に撮るようになり、被写体とより向き合うような撮影になります。
現像が仕上がるまでの時間も含めて、写真を楽しむことができます。
フィルムカメラの魅力

フィルムカメラの魅力は、なんといっても独特のやわらかい描写。
同じ被写体でもデジタルとは違った雰囲気の写真になります。
使うフィルムによって色味や雰囲気が変わるのもフィルム写真の面白いところですね。
フィルムの全盛期は、数十種類のフィルムから撮るものに合わせて、装填するフィルムを選んでいました。
フィルムの種類が減少した今でも、その楽しみ方は変わりません。
フィルム文化を終わらせまいと、いろんなメーカーが新しいフィルムを開発しています。

フィルムは撮れる枚数が決まっているため、一枚一枚を考えながら撮るようになります。
後ほど解説しますが、中判カメラだと12枚しか撮影が出来ません。
でも、このゆっくりとした撮影体験も、フィルムカメラが長く愛されている理由のひとつでもあるんですね。
フィルムカメラの種類
フィルムカメラにはいくつか種類がありますが、大きく分けると次の3つに分類できます。
・フィルム一眼レフカメラ
・コンパクトフィルムカメラ
・レンジファインダーカメラ
それぞれ特徴や使い方が少し異なるため、自分の撮影スタイルに合ったカメラを選びましょう。
初心者の方には、一番気軽なコンパクトフィルムカメラがおすすめですが、「フィルムカメラを本格的にやるんだ!」という方なら一眼レフがおすすめ。
外観と個性や癖も楽しみたいならレンジファインダーがおすすめになります。
フィルム一眼レフカメラ
一眼レフカメラは、レンズを通した景色をミラーで反射させ、ファインダーで確認できるタイプのカメラです。
レンズ交換ができるため、広角レンズや望遠レンズなどを使い分けながら撮影することができます。
フィルムカメラの中でも本格的な撮影ができるタイプで、カメラの操作を楽しみたい方や、さまざまなレンズを使って撮影したい方におすすめです。
デジタルでミラーレス一眼がありますが、言葉そのままでミラーを使わず、レンズからの情報をそのまま画像に変換して、ファインダーやモニターに映し出しています。
スマホもこれと同じですが、画像に処理するために若干の時間差が生じています。
コンパクトフィルムカメラ
コンパクトフィルムカメラは、小型で軽量。持ち運びがしやすく、操作がシンプルなカメラです。
オートフォーカスや自動露出が搭載されているものが多く、フィルムを入れてシャッターを押すだけで写真を撮ることができます。
気軽に使えるので、初めてフィルムカメラを使う方にも人気がありますね。
はじめの一台としても、サブカメラとしても利用いただけます。
レンズは内蔵されているので、基本的には交換が出来ません。
レンジファインダーカメラ
レンジファインダーカメラは、二重像を合わせてピントを合わせる仕組みのカメラです。
一眼レフとは違い、ミラー構造がないので比較的コンパクトで静かなシャッター音が特徴です。
クラシックなデザインのカメラが多いので、写真好きの方から人気があります。
思わず外観で選んでしまいたくなりますが、操作に少し慣れが必要な機種も多く、ピント合わせも慣れるまでは時間がかかります。
フィルムカメラに慣れてきた方や、独特の撮影体験を楽しみたい方におすすめです。
一眼タイプだけでなく、コンパクトな種類もあります。
フィルムの種類
フィルムカメラで使うフィルムにはいくつか種類があります。
大きく分けると、次の3つです。
・カラーネガフィルム
・リバーサルフィルム(ポジフィルム)
・モノクロフィルム
それぞれ写り方や特徴が異なるため、撮りたい写真の雰囲気に合わせてフィルムを選びます。
基本的にはカラーネガを使用すれば問題ありませんが、それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。
カラーネガフィルム
カラーネガフィルムは、現在もっとも一般的に使われているフィルムです。
露出にある程度の余裕があり、多少失敗してもカバーしてくれるので、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
自然な色合いから、エモい雰囲気まで幅広く表現できるため、まずはカラーネガフィルムから始めるのがおすすめです。
リバーサルフィルム(ポジフィルム)
リバーサルフィルムは鮮やかな発色が特徴。現像後のフィルムも、ネガのように反転された赤茶色のフィルムではなく、画像がそのまま表現されます。
露出のミスにシビアなため、初心者には少し難しいフィルムでもあります。
ちょっと暗く撮っちゃったら真っ暗、みたいな。
圧倒的な解像度なので、花や風景写真など、色をしっかり表現したい場合によく使われます。
現像後のフィルムがめっちゃ美しいので、一度は試して欲しいですね。
モノクロフィルム
モノクロフィルムは、言葉そのままで白黒写真を撮るためのフィルムです。
色がないので、光と影の表現が際立ち、雰囲気のある写真になるのが魅力です。
人物写真や街のスナップ写真などにもよく使われます。
カラーフィルムとは違った世界観の写真を楽しめるのがモノクロフィルムの面白さです。
それぞれのフィルムの特徴については、以下にて詳細も掲載しています。
フィルムのサイズについて
フィルムカメラで使われるフィルムには、いくつかサイズがあります。
代表的なものは次の2つです。
・35mmフィルム
・中判フィルム
それぞれフィルムの大きさが異なり、写真の写りやカメラのサイズにも違いがあります。
ここではそれぞれの特徴を簡単に紹介します。
135(35mm)サイズ
35mmフィルムは、もっとも一般的に使われているフィルムサイズです。写ルンですもこのサイズですね。
カメラの種類も、フィルムの種類も豊富です。
1本のフィルムで36枚の写真を撮ることができます(24枚撮りのフィルムも販売されています)。
ザラっとしていて、フィルムカメラらしい柔らかい写りです。
ノスタルジーやエモさを求めている方、これからフィルムカメラを始める場合は、まずこの35mmフィルム使用のカメラを選ぶのがおすすめです。
デジタルカメラでよく聞く「フルサイズ」という言葉は、この35mmフィルムのサイズを基準にしたセンサーサイズのことを指します。
120(ブローニー)サイズ
中判カメラに使うフィルムで、35mmフィルムよりも大きなサイズのフィルムです。120やブローニーと呼ばれています。
フィルムが大きく解像度も高いです。本格的なフィルム写真でよく使われます。
解像度も高くて、パキッとした描写。それでいてフィルムの柔らかさも兼ね揃えています。
きっと35mmを使った後に、中判カメラを使うと、その圧倒的な美しく柔らかい描写に惚れ惚れするのではないかなと。
ただ、カメラ自体も高価で、撮影できる枚数も少ないため(一般的には12枚)、コスパは悪いです。
初心者の場合はまず35mmフィルムから始めるのが一般的ですね。
他にも110フィルムや大判フィルムというのもありますが、まずは35mmかブローニーのカメラからはじめるのがおすすめですね。
フィルムカメラを始めるのに必要なもの
フィルムカメラを始めるのに必要なものは、それほど多くありません。
基本的には次の3つがあれば撮影を始めることができます。
・フィルムカメラ
・フィルム
・電池(必要な機種のみ)
デジタルカメラでもメモリーカードや電池が必要ですからね。
そう考えるとフィルムカメラも意外とシンプルにスタートできますね。
それぞれ簡単に見ていきましょう。
フィルムカメラ
まず必要なのがフィルムカメラ本体です。って当たり前ですが。
フィルムカメラには、一眼レフタイプやコンパクトタイプなどさまざまな種類があります。
コンパクトフィルムカメラはレンズが内蔵されていますが、一眼レフならレンズも必要です。
これはデジタルと同じですね。
レンズとセットで、安いもので2万円以下から販売されています。
デジタルよりも安くはじめることが可能ですね。
フィルム
撮影するためにはフィルムも必要になります。
価格は安いもので1本1,500円〜。高いものだと3,000円前後。撮影後に現像するので、もちろん1度しか使えません。さらに現像代も必要なので、ここにどうしてもコストがかかってしまいますね。
電池(必要な機種のみ)
フィルムカメラの中には電池を使用する機種もあります。
オートフォーカスのコンパクトカメラや、露出計が内蔵されている一眼レフカメラでは電池が必要になることが多いです。
機械式のフィルムカメラの場合は電池がなくても撮影できるものもあります。
初心者におすすめのフィルムカメラ
フィルムカメラにはさまざまな種類がありますが、初心者の場合は「価格」と「扱いやすさ」を基準に選ぶのがおすすめです。
ここでは、これからフィルムカメラを始める方にも使いやすいおすすめのカメラを、「コンパクトフィルムカメラ」と「一眼レフ」に分けて、作例とともに紹介します。
コンパクトフィルムカメラおすすめTOP 3
コンパクトフィルムカメラは、操作がシンプルで持ち運びもしやすいため、フィルムカメラ初心者にも人気があります。
オートフォーカスや自動露出が搭載されている機種も多く、フィルムを入れてシャッターを押すだけで写真を撮ることができます。
第3位:Rollei 35
Rollei 35は、世界最小クラスのコンパクトフィルムカメラです。僕の持つカメラの中でも一番小さいです。
この小型カメラからは想像もできない描写力。パキッとした写真を撮ることができます。
クラシックなデザインも人気の一つ。長く愛用されている名機のひとつです。
沈胴式のレンズを出して、露出系に合わせて、シャッタースピードと絞りを調整、目測でのピント合わせと、撮影前にやることが多いのですが、フィルムをとことん楽しみたい方には最適ですね。
第2位:NATURA CLASSICA
NATURA CLASSICAは、富士フイルムから販売されていました。
まだ、比較的新しい部類のコンパクトフィルムカメラですね。といっても販売スタートされたのは約20年前ですが 笑。
暗い場所でも撮影しやすく、日常のスナップ写真をやわらかく自然な雰囲気で残すことができます。
フィルム写真らしい柔らかい写りが魅力のカメラです。
フィルムを入れたら自動で巻き上げてくれて、ピントはオートフォーカス。露出もカメラ任せ。
初心者でも安心して使用していただけます。
価格は生産終了後に高騰したので、5万円〜と当時の販売価格より高くなってしまっているのが難点。
第1位:LOMO LC-A
この一位に関しては、もうかなり個人的主観。フィルムをはじめたきっかけであり、長年使い続けた愛機なので、やっぱり外せません。
LOMO LC-A+は、ロモグラフィーを代表するコンパクトフィルムカメラです。
独特の色味や周辺減光など、フィルムならではの雰囲気のある写真を撮ることができます。
露出もオートなので、フットワーク軽く撮ることができます。
ピント合わせはローライと同じく目測なので、甘い描写の写真が増えますが、その写真にも味を感じさせてくれるカメラです。
次点:Kodak Ektar H35N
Kodak Ektar H35Nは、手軽にフィルム写真を楽しめるハーフサイズカメラです。
1本のフィルムで通常の2倍の枚数(72枚)を撮影できるため、コストを抑えながらフィルム撮影を楽しむことができます。
操作もシンプルで外観もかわいく、新品でも1万円以下で購入可能。
画質はぐっと劣りますが、それがエモさも強調してくれています。
とりあえず気軽にフィルムカメラを始めたい方におすすめです。ということで次点でご紹介させていただきました。
一眼レフフィルムカメラおすすめTOP 3
一眼レフフィルムカメラは、レンズ交換ができるため、さまざまな撮影を楽しむことができます。
レンズの種類も豊富で、フィルムをがっつり楽しみたい!「ミラーレス一眼+オールドレンズ」を使った撮影も楽しみたいという方におすすめです。
第3位:CONTAX Aria
女性に人気のCONTAX Ariaは、コンパクトで高性能なフィルム一眼レフカメラです。
何よりの魅力は、僕の一番大好きな神レンズ「CONTAX Planar T* 50mm F1.4 MMJ」を使用できること。
操作性も良く、絞り優先AE、シャッター優先AE、プログラムAE、マニュアル露出と、状況に応じて様々な撮影が可能。
文句なしの1位でもいいんだけど、カメラもレンズも他よりは高値。ということで3位。
レンズのレビューは下記より。
第2位:PENTAX SP
PENTAX SP(Spotmatic)の魅力はぶっちゃけ安さです。
レンズとセットで2万円以下で購入可能です。
1万円程度での購入も可能というくらい、とにかく出回っていて手に入れやすいです。
フルマニュアルカメラになりますが、操作もシンプルで扱いやすく。
安いからと言って描写がいまいち、なんてこともありません。
めちゃくちゃ普通に長く使っていただけるますし、オールドレンズの代表格である「PENTAX Super Takumar 55mm f1.8」や「HELIOS-44-2 58mm F2」を使えることでも人気があります。
露出の難しさを通して、写真を学びながら撮影していくことが可能です。
第1位:OLYMPUS OM-10
OLYMPUS OM-10は、超軽量なフィルム一眼として人気。
撮影モードは絞り優先オンリー。余計な機能はとっぱらって、絞りだけ自分で決めて撮影するという、シンプルな操作性が特徴。
そのため、初心者にも扱いやすいモデルとして人気。
OMシリーズのレンズも豊富で、神レンズの「OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2」の使用が可能。
描写・軽さ・安さの三拍子が揃っています。
その他のおすすめ
コンパクト、描写力、個性的などのジャンルに分けたランキングなど掲載しています。
紹介したいカメラはたくさんあります。
ぜひご参考ください。
▶︎【2026年版】初心者向けコンパクトフィルムカメラおすすめ9選|失敗しない選び方も解説
▶︎これこそエモい!フィルムカメラおすすめ12選【2026年最新】|プロカメラマン厳選
フィルムカメラはどこで買える?
フィルムカメラは、現在でもさまざまな場所で購入することができます。
新品のフィルムカメラは少なくなっていますが、中古カメラ市場では多くのフィルムカメラが流通しています。
状態の良いカメラも多いため、初心者でも安心して購入することができます。
ここでは、フィルムカメラを購入できる主な方法を紹介します。
カメラ専門店
中古カメラ専門店では、整備されたフィルムカメラを購入することができます。
実際にカメラを手に取って状態を確認できるため、初めてフィルムカメラを買う場合にも安心です。
スタッフの方と相談しながらカメラを選べるのも専門店の魅力です。
安価ではありませんが、安心して購入できますね。
日本最大級のカメラ専門店の一つ。新品から中古のデジタルカメラ・フィルムカメラやレンズまで幅広く取り扱っています。オンラインショップも充実しています。中古商品の状態表記が細かく、保証も付くため初心者でも安心して購入できます。
中野にある老舗カメラ専門店で、豊富な中古カメラの在庫が魅力です。70年以上続くカメラ店として知られ、掘り出し物のフィルムカメラが見つかることもあります。
中古カメラを探している人には定番のショップです。
全国に多くの店舗があるカメラチェーン店です。中古カメラやフィルムカメラも取り扱っており、初心者でも気軽に利用できます。保証やサポートも充実しているため、初めて中古カメラを買う人にも安心です。
ネットショップ
フィルムカメラはAmazonや楽天市場などのオンラインショップでも購入することができます。
気軽に始めたい方にはおすすめです。
多くのカメラ専門店も出店されています。
フィルムカメラやオールドレンズの専門店です。ブログの連載をさせていただいていました。これまでに50記事以上は執筆してきたかなと。フィルムカメラのカメラ別の使い方の記事なども充実しています。
カメラ専門店さんなので、安心して購入していただけますね。買取もされているので、今あるものを売って、新しいカメラを買いたい方にもおすすめです。
フリマアプリ
メルカリなどのフリマアプリでも多くのフィルムカメラが販売されています。
価格が安いものや掘り出し物はありますが、状態に個体差があり、トラブルも多いです。
僕は購入、販売、どちらでも利用したことがあります。
動作確認済みのフィルムカメラを購入しましたが、潰れていたことがあります。
安価なカメラで自力で修理できたのでダメージはありませんでしたが、高価なものは慎重に購入された方が良いですね。
初心者におすすめの35mmカラーネガフィルム
フィルムカメラを始めるなら、まずは扱いやすい「カラーネガフィルム」から使うのがおすすめです。
最近はフィルムの価格が上がっていますが、Amazonや楽天などでまとめて購入してストックしておくのもいいですね。
ここでは、初心者でも使いやすい定番の35mmカラーネガフィルムを紹介します。
Kodak Portra 160 / 400 / 800
Kodak Portraシリーズは、プロの写真家にも愛用されている定番フィルムです。
鮮やかさは控えめですが、やわらかい質感が特徴。グラデーションも滑らかで、白の表現力が秀逸です。
人物撮影では肌の質感がきれいに表現されるため、ポートレート撮影でも人気があります。
感度は160・400・800があり、迷った場合は使いやすいISO400がおすすめです。
優秀なフィルムですが、高ーい!高すぎー!
Kodak Gold 200
暖かみのある色合いが特徴のカラーネガフィルムです。
やや黄色や赤みが強く、レトロな雰囲気の写真になります。夕方の光との相性がよく、フィルムらしい「エモい」写真を楽しむことができます。
Portraシリーズに比べて価格も比較的手頃で、初心者にも人気のフィルムです。
FUJIFILM FUJICOLOR 100 / 200 / 400
日本人の肌や風景を自然な色合いで写してくれる定番フィルムです。
癖が少なく、青空や新緑の色もきれいに表現されます。鮮やかな発色で、適度なざらっと感もあって、「ザ・フィルムらしい描写」ですね。
迷った場合は、使いやすいISO200から始めるのがおすすめです。
ストックしておきましょう。
フィルムにはこのほかにも多くの種類があり、それぞれ色味や雰囲気が異なります。
まずは定番のフィルムから使ってみて、少しずつ自分の好みに合うフィルムを見つけていくのもフィルム写真の楽しみのひとつです。
用途別のおすすめフィルムについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
フィルムの感度(ISO)について
フィルムには「ISO(アイエスオー)」と呼ばれる感度があります。
これはフィルムが光にどれくらい敏感かを表す数値です。
一般的には次のような特徴があります。
・ISO100:明るい場所向き、粒子が細かくきれい
・ISO200:バランスがよく初心者向き
・ISO400:室内や曇りの日でも使いやすい
・ISO800以上:暗い場所でも撮影しやすい
フィルムカメラを初めて使う場合は、使いやすい ISO200〜400のフィルムを選ぶのがおすすめです。
デジタルと違って、一度フィルムを入れたらその感度で撮り続ける必要があるので、どうしても制限が出てきます。
でもそれを工夫して撮影することで、写真の知識や腕もぐんとあがりますね。
フィルムの保管方法
フィルムは高温や湿気に弱いため、保管方法にも少し注意が必要です。
直射日光を避け、できるだけ涼しい場所で保管するのがおすすめです。
長期間保存する場合は、冷蔵庫で保管しましょう。
特にリバーサルフィルムは高温多湿に弱く、劣化も早いです。
また、撮影済みのフィルムはできるだけ早めに現像することで、画質の劣化を防ぐことができます。
フィルムの保管方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
フィルムの現像方法
フィルムカメラで撮影した写真は、デジタルカメラのようにその場で確認することができません。
撮影が終わったフィルムは「現像」という作業を行うことで、はじめて写真を見ることができます。
「現像」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、現在はカメラ店や郵送サービスなどを利用することで、簡単に現像することができます。
ここでは、初心者でも利用しやすい代表的な現像方法を紹介します。
カメラ店で現像する
もっとも手軽なのが、カメラ店にフィルムを持ち込んで現像する方法です。
店舗によってはその日のうちに仕上がることもあり、比較的早く写真を見ることができます。
また、フィルムをデータ化してスマートフォンやパソコンで見られるようにするサービスもあります。
初めてフィルムカメラを使う場合は、まずカメラ店で現像してみるのがおすすめです。
カメラのキタムラやヨドバシカメラでも現像をしていただけます。
郵送で現像する
近くにカメラ店がない場合は、郵送現像サービスを利用する方法もあります。
撮影したフィルムを郵送するだけで、現像された写真やデータを受け取ることができます。
最近ではデータ納品のみのサービスもあり、スマホにダウンロードすることも可能です。
・トイラボ
・フォトスタジオ ヨシオカ
・Photolabo hibi
・カメラは鈴木
・ポパイカメラ
フィルムカメラの基本的な使い方|初心者向け基本ガイド
フィルムカメラの使い方は、基本の流れを覚えてしまえばそれほど難しくありません。
ただ、カメラによって使い方(操作方法)が違ってきます。
大まかな撮影の手順は次の通りです。
①フィルムをカメラにセットする
②ISO(フィルム感度)を設定する
③露出を合わせる
④ピントを合わせる
⑤シャッターを切る
⑥フィルムを巻き上げる
マニュアルフォーカスのカメラはレンズのフォーカスリングを回してピントを合わせます。
コンパクトフィルムカメラの場合は、オートフォーカスや自動露出が搭載されている機種が多く、フィルムを入れてシャッターを押すだけで撮影できるものもあります。
36枚撮り終わったら、フィルムを巻き戻します。
こちらもカメラによって操作は違いますが、中のフィルムを空回りさせて、フィルムクランクを回します。
購入したカメラ名で検索すると、たいていのカメラは使い方を解説しているブログがあるので、そちらもご覧ください。
撮影前の注意ポイントを以下にまとめています。
まとめ|フィルムカメラは意外と簡単に始められる
フィルムカメラは難しそうに見えるかもしれませんが、基本を理解すれば意外とシンプルに始めることができます。
必要なものは「カメラ」「フィルム」「電池(必要な機種のみ)」の3つだけです。
最初は35mmフィルムを使うカメラと、ISO200〜400のカラーネガフィルムから始めると失敗しにくく、フィルム写真の楽しさを感じやすいですね。
デジタルカメラとは違い、撮影した写真をすぐに確認できない不便さもありますが、その分1枚1枚を大切に撮る楽しさがあります。
フィルムならではの色や空気感を楽しみながら、ぜひフィルムカメラの世界を体験してみてください。
フィルムの撮り方をもっと知りたい方へ
フィルムカメラの使い方や露出の考え方、現像のことなど、もっと深く学びたい方には、写真の個人レッスンも行っています。
実際のカメラを使いながら、フィルムの選び方や光の読み方まで丁寧にお伝えしています。
▶︎写真個人レッスンの詳細はコチラ
また、フィルムやカメラに関する簡単なご質問は、LINEから気軽にどうぞ。
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