2018年のラストに開催した関東ワークショップ。参加者の方の写真を共有させて頂きます。今回は天気がイマイチなこともあってか、送って頂いた写真は少なめ（笑）。
次回からは別の方法も考えようかなぁぁ。
開催場所は、一日目は横浜の鶴見線。講座前はお天気だったけど、これから撮影ってとこで雨。すぐに止んだけど、みんな「えっ？」って（笑）。
二日目は港の見える丘公園からの洋館めぐり。天気はずっと雨（笑）。予報では雨なんて言ってなかったのに。
てことで、いってみましょう。
参加者さんの写真
Film：Svema Color125（ネガ現像）
１枚目は海沿いの駅を車内から。２枚目は猫を撮るみなさんを横から、となかなか視点が面白いですね。写真は今居る場所から撮るだけでなく、一歩前に出るか、逆に下がって全体を見るかで、ガラッと変わります。
その視点を持ち合わせていると感じた2枚です。ちなみにT.maedaさん、大阪の個人レッスンでフィルムのイロハを叩き込んだ弟子的な存在でもあります。
Photo:ごくみ
Film：Svema Color125（ネガ現像）
トイカメラのスプロケットロケットでの撮影ですね。今居る場所からの、こちら側とあちら側。順光と逆光にもなっています。
この視点もいいですね。
T.maedaさんと同じフィルムなのに色味が全然違いますね。一緒に購入したんですが、こちらはおそらく期限切れが進んでますね。
Film：Retro Chrome320（リバーサル現像）
いつもご参加頂いています。1枚目、トンネルの向こうのシルエットがいいですね。人が居るか居ないかで印象も変わります。
2枚目はまたまた視点のお話になりますが、ただ撮るだけでなはなくて、地面に近いアングルで撮影されていますね。さらに前ボケを入れると奥行きも出てくると思います。
Photo:ちゅん子
Film：Retro Chrome320（リバーサル現像）
真四角はLubitel166＋での撮影ですね。左下の地面スレスレでの撮影がいいですね。二眼レフならではの撮影方法。
右上の窓からの光もいい感じです。ここに人を立たせると、また雰囲気がガラッと変わりますね。
Film：FUJI T-64（リバーサル現像）
1枚目はフィルムの特徴も掴んだ爽やさが出ていますね。余白をうまく使われています。構図もシンプルで飽きのこない一枚。
2枚目は洋館の窓際？しっかりと自分なりに被写体を見つけているなと感じました。
Film：Yodica SIRIO（ネガ現像）・Kodak EKTACHROME E200（クロスプロセス現像）
傘に雫、どちらも雨の雰囲気がしっかりと感じられますね。
着色されたネガフィルムと、クロスプロセス現像ですが、雨との相性もハマりましたね。フィルムならではの面白みですね。
Film：Yodica Polaris（ネガ現像）
1枚目のシンメトリーな構図。意外と正面から撮る方は少なくて、つい斜めから撮りがちです。この撮り方が出来る方は上手いです。
2枚目は懇親会に向かう途中。ボドゲをしている外国人。かっこ良すぎます。これもまた着色されたフィルムが見事にハマってますね。
Film：期限切れKodak EKTACHROME （リバーサル現像）・Kodak HawkEye（ネガ現像）
猫とレトロ駅、期限切れフィルム独特の味わいが出ていますね。「ここに行ってみたい！」って思いました（もちろん僕もいましたが 笑）。
2枚目はハーフカメラ。動きのある組写真がいいですね。手前の雑草で表情が見えないのがやや惜しいかな。
Film：Lomogrpahy Earl Grey 100（モノクロ現像）
ついでに自分の写真も入れておきます（笑）。自分で自分を講評は出来ないので、どこに注意して撮ったかを書いておきます。
1枚目は人を入れたくて、薔薇にピントを合わせたまま誰かが通ってくれるのを待って撮りました。絞りは開放のF1.8。本当は少し絞って（F4くらい）、人がもっと分かるように撮りたかったけど、雨で暗いし感度は100だったので、開放で撮影。
2枚目は、雨が降ればとりあえず撮る一枚。ビニール傘の向こうが一面空だと、真っ白になって雨粒も写らないので、暗くなるように建物も入れて撮りました。
て、ことで。天気のせいか、僕が配ったフィルムのせいか、全体的にアンダーな写真になりましたね。
夏の関東ワークショップは晴れまくったので、それとはかなり印象も変わりました。
amaki15.photo
二日目の雨の撮影では洋館にも入りましたが、フィルムの感度も含めてみなさん大変だったかと思います。
だけど、雨は雨なりの雰囲気のある写真にもなっていたので、やっぱり雨もいいなーと思いました。
ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました◎
