写真家への道その1〜はじめての仕事で有名人に囲まれた話

たまには自分のことも書いてみます。

僕が本格的に写真をはじめたのは、ブログで出会った女性がアップしていた「LOMO LC-A」の写真を見てからです。

一目惚れで即購入。そこから撮りまくりの人生がはじまりました。
TOPの写真はそんな頃に撮った一枚。今なら撮らないだろう撮り方かもしれない。
それまでもコンデジで撮影していましたが、趣味に毛が生えたレベルでした。

それ以前は、絵本を描いてみたり、詩や短編小説みたいなものも書いていました。
そこにコンデジで撮った写真を添えて、ブログで公開していました。

LC-A購入後は、写真家になりたい気持ちが膨らみ、ブログもどんどん写真メインみたいな内容になっていきました。

そんな折り、ある出版社から連絡がきました。

それがはじめてのお仕事。

 

有名人に囲まれた仕事

出版社はなんと集英社。内容はなんと、月間小説詩「小説すばる」の中のエッセイ。

タイトルはなんと「スポーツでゴォォォォォー」

なんじゃそりゃー!!の写真関係なっしんぐです。しかも一回こっきり。

スポーツエッセイのページで毎号、人が入れ替わるのですが、「いま、会いにゆきます」の市川拓司さんも書いていました。
僕のエッセイが掲載されたページは熊谷達也さんと赤川次郎さんの短編の間
ま、ただの隙間ページですが(笑)。
もくじを見ると、有名な小説家さんの中に自分の名前が。なんだかよく分からないけどすげーって思いました。

なぜお声がかかったのかは謎です。

でも思い返せば、LC-Aを掲載していた女性は小説家志望で、「小説すばる新人賞」で毎回最終選考に残っていた方。

編集者の方がたまたま見ていてブログのリンクから繋がったのか、もしかしてその女性が紹介してくれたのか。

それともネット検索で偶然僕を見つけてくれたのか。

 

夢の第一歩は小さな自信から

写真とは全く関係のない仕事だけど、「見てくれている方がいる」という意味で、一つの自信にはなりました。
発信することの大切さも知りました。

ちなみにエッセイの内容は、阪神タイガースが優勝した瞬間の我が家のお話(笑)

ともあれ、それがはじめてちゃんとギャラを貰えたお仕事です。