
こんにちは、カメラマンの雨樹一期(あまきいちご)です。2025年も間もなく終了。てことで、新たに記事をリライトしました。
普通はフィルムカメラを購入してからレンズを選ぶと思いますが、こちらの記事は逆。
神オールドレンズを先に選んでから、それを使えるフィルムカメラを購入するような流れです。
さて。当ブログの人気記事は、下記の「オールドレンズ」個人的なおすすめランキングTOP 5 なんですが。
記事を書いて数年。その間にもコツコツといろんなオールドレンズを試してきて、自分の中でもランキングがちょっと変わってきました。
そこで、あらためてランキングを作ってみようかと。
だけど今回は、ちょっと趣向を変えてみます。
オールドレンズを使っていて面白いのが、同じレンズでも、フィルムカメラで撮るか、ミラーレス一眼で撮るかで微妙に描写が違っています。
フィルムカメラで使うといい感じだけど、ミラーレス一眼だといまいち、、、というオールドレンズもあります。逆も然りです。
そこを分けて個人的なランキングをつけてみると、全く違う結果になりました。
前置きが長くてすいません。ここではフィルム一眼で使ったオールドレンズのランキング TOP 10 を発表したいと思います。
ミラーレス一眼のランキングはオフィシャルサイトのブログにてご紹介しています。
合わせて読んでいただけると面白いかなと思います。
ちなみに紹介したレンズを全部持っているわけではありません。フィルムカメラやオールドレンズを取り扱っている、サンライズカメラさんのHPにてコラムを執筆することになり、お借りして撮影しただけで、手元にあるわけじゃないんですよね。
てことで、思わず借りパクしたくなった 笑、神オールドレンズランキングをご紹介します!
また、レンズと共に使用したフィルムカメラもご紹介します。
エモい描写のフィルムカメラランキングも合わせてご覧ください。
目次
そもそもオールドレンズとは?
ちょっとオシャレな言い方をしているだけで、要するにフィルムカメラのレンズのことです。
フィルム一眼などにつけていたレンズを、ある条件を満たせばデジタル(ミラーレス一眼)でも使えちゃうんですね。
両親が昔使っていたフィルムカメラがあれば、そのレンズが使えます(状態にもよりますが)。
オールドレンズってどうやって使うの?

条件は簡単。ミラーレス一眼にマウントアダプターを付ければ、オールドレンズを使っての撮影が可能となります。
マウントアダプターは上記の写真の平べったいやつです。
それをカメラとレンズで挟む形で使用します(カメラ+マウントアダプター+レンズ)。簡単でしょ。
少しややこしいのが、いろんなメーカーがレンズを出していた為、それに(マウントに)対応したマウントアダプターが必須となります。
ニコンのFマウント専用のマウントアダプターには、他社のレンズを付けることは出来ません。
*メーカーに対応したマウントアダプターはおそらく全種類発売されているので、ほぼどのレンズも使うことが可能です
ちなみに、マウントというのはカメラとレンズの接合部のこと。メーカーによって、その接合部の形が違うってことですね。
「我が社のカメラには我が社のレンズを!」ってことですが、そこで競わないでペットボトルの蓋みたいに統一していたら良かったのにな。
その方がレンズ自体の販売台数は伸びていそうなのに。
はい、話が逸れましたが、いろんなメーカーのレンズを揃えると、その数だけマウントアダプターも必要となるということです。
ただ、マウントアダプター自体は2,000円ほどで手に入るので、あまり気にせずお気に入りのレンズを購入しても問題はありませんね。
オールドレンズの魅力ってなに?

いまのデジタルって解像度重視。キレイだけどあえて悪く言うと描写はカリカリ過ぎなんですよね。
それがオールドレンズで撮ると、柔らかくて温かみのある描写になります。今風に言うと、エモい写真が撮れます。
そして癖や個性が爆発しています。これが最も面白いところ。その個性が自分の求めている世界にぴったり、なんてステキな出会いがあるんですよね。
ミラーレス一眼で撮る方が、もちろんメリットはあります。枚数に限りはないし、シャッタースピードは早いし、感度だって変更ができます。
でもね、ほんとにそのレンズを知りたければ、フィルムカメラでもぜひ撮って頂きたい。やっぱり並べて比べてみると、フィルムの描写はさらにステキです。
はい、ここからが本題となります。

ということで、ここでは「フィルム一眼+オールドレンズ」での、個人的おすすめランキングをご紹介いたします。
フィルム一眼で使う時は、オールドレンズって言い方はしないですけどね。
おすすめのオールドレンズ TOP 10 〜フィルム一眼編
10位:ニコン Ai NIKKOR 50mm F1.8
まずはニコンがランクイン。絞りの開放がF1.8なので、F1.4の劣化版。F1.8の方がボケ味は柔らかいです。
おそらく、このレンズでたくさん撮ったもんだから、
お気に入り写真がたくさんあったもんだから、
ランクインしちゃったんだなと(笑)。
オールドレンズ らしさもあり、写りも悪くない。でも正直なところ、「このレンズめっちゃ良かったなー!」とかもなく。
無難に使えちゃうんです。
フィルムって種類が随分減ってしまったけど、どれを使うかで色味や雰囲気は変わります。
このレンズは、フィルムの個性をそのまま引き出してくれるんですよね。だから、気がつけばたくさん撮っていたのかもしれません。
ちなみに、フィルム一眼の「Nikon F3」は絞り優先で撮影が出来るし、シャッタースピードの最速が1/2000だったので、パシャパシャ撮れますね。
「Nikon Ai NIKKOR 50mm F1.8」は、これ!って特徴こそ見当たらないですが、安価な割に高性能。場所も被写体も天気も関係なく使えるので、これ一台でいろいろ撮れますね。
□ 使用カメラ ー Nikon F3
□ マウント ー Fマウント
□ 価格 ー ¥15,000〜
Nikon F3
ちょっと無骨というか、デジタル一眼のような外観ですね。でも外見の通り、ニコンらしい頑丈さもある真面目なフィルム一眼です。
絞り優先で撮影出来るのが便利ですね。マニュアルでの撮影も可能なので、初心者の方ならはじめはオートで慣れて、マニュアルを使っていけば勉強にもなりますよ。
シャッタースピードの最速が1/2000なのも使いやすいポイント。
操作も簡単で、初心者の方にもオススメです。
9位:キヤノン NEW FD 85mm F1.2 L
ミラーレス一眼でもランクインしました。フィルム一眼だとピント合わせはさらにシビアになりますが、やっぱりこれは『神レンズ』ですね。
フィルムだからというのもあるかもしれませんが、夏の湿度や土の香りを感じさせます。
ボケは自然で滑らか。嫌味が全くありませんね。85mmの中望遠レンズで、動いている被写体を開放のF1.2で撮るのはなっかなか厳しいですが、ミラーレス一眼よりも、フィルムでの描写の方が個人的には好きです。
ミラーレス一眼だと、あとでレタッチで色味を変えることはありますが、フィルムは全て撮って出しの状態です。
フィルム現像所の「トイラボ」さんで、無補正でデータにして貰っています。
望遠レンズならではの圧縮感も感じますね。風景撮りとして使ってみても悪くない。
値段は全く可愛くないですが、現代でも通用するスペック。ミラーレス一眼でカリッと仕上げるのもよし、ポートレートを撮影するなら持っていたいオールドレンズです。
□ 使用カメラ ー Canon NEW F-1
□ マウント ー Canon FD
□ 価格 ー ¥95,000〜
Canon NEW F-1
ニコンと同じく頑丈ですね。でもとても使いやすい。というか使い心地が良い!
さまざまなパーツを交換・追加することで、カスタマイズが可能です。たとえば、ファインダーを上から覗くタイプに変更することも可能です。
バッテリーが切れても、緊急時にはシャッターを切ることができます。シャッタースピードも1/2000。特に欠点も見当たりません。フィルムカメラをCanonでデビューしたい方にはおすすめです!
8位:CONTAX Carl Zeiss Sonnar 135mm F2.8
このレンズは僕の好きな世界にマッチしたので、ランクインです。ツァイスレンズは鮮やかで強コントラスト、ボケは柔らかいくせにキレがいいんですよね。
そして、この「ゾナー135mm」はそこまで高価ではないのもポイント。
雨上がりのジメッとした空気を見事に再現してくれました。
レンズによって撮り方ってもちろん変わりますが、僕は日常の一部をたくさん切り取りました。
ツァイスって、その場の物語を閉じ込めてくれるんです。
想像以上の写真になることが最も多かったレンズです。そりゃ10位内には入れたくなりますよね。
これもね。ただ椅子の足を撮っただけなんですけどね、他のレンズでは表現してくれない味があります。
ボケ具合もいいでしょ?
あえて顔を写さないくらいがストーリーを感じさせる一枚になりますね。それを最大限まで引き出してくれるオールドレンズです。
発色、色の乗りはフィルムの効果もあって、べっとりしていますが、それが合ってますね。
「CONTAX Carl Zeiss Sonnar 135mm F2.8」はフィルムで撮って、その魅力を感じたレンズです。
□ 使用カメラ ー CONTAX Aria
□ マウント ー ヤシカ・コンタックスマウント(Y/Cマウント)
□ 価格 ー ¥25,000〜
CONTAX Aria
丸みのあるデザインが魅力。さらに軽量で女性に大人気のフィルム一眼ですね。
男性の方だともっとメカニカルな外観が好みかもしれませんね。
フィルムカメラはじめの一台にAriaを購入。
これで間違いないと思います。神レンズがたくさん待っていますよ。
スペックも良くって、シャッター速度は1/4000と高速。絞りも開放でじゃんじゃん撮れます。
絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアルでも撮影可能。
露出補正もダイヤルで楽ちん調整(ただSONYα7シリーズとプラスマイナスが逆になっているので注意)。言うことなしです。
価格も一時は高騰していたけど、少し落ち着いたかな。
初心者にも上級者にもオススメです!
7位:PENTAX Super Takumar 55mm f/1.8
このレンズのいいところは性能があまり良くないところ(笑)。ゴーストやフレアは盛大。ボケ味はやや荒いです。
でもオールドレンズに限ってはそれが好きになるポイントでもあるんですね。
黄色に変色しやすいレンズなので、レンズの状態によっては黄色被りをしてきます。
レトロ描写になるので、昭和を感じさせる場所で撮ると、個性を発揮してくれますね。
変わった発色をするフィルムとの相性も抜群なんです。ほんとに昭和に撮った写真のようです。
* Lomography METROPOLIS XR100-400 で撮影。
いい意味での癖が強いですね。フィルム一眼の「PENTAX SP」とセットで購入しても2万円くらい。
フィルムカメラとオールドレンズ、どちらもはじめたい方にとっては一番オススメかもしれない。今のデジタルの描写とは全く逆方向で、この描写が好きな方はどハマりすること間違いなしですよ。
□ 使用カメラ ー PENTAX SP
□ マウント ー M42
□ 価格 ー ¥15,000〜
◻︎PENTAX SP

まず何がいいって、安いことです。
上記のレンズとセットで2万円以内に購入することも可能です。露出系内蔵ですが、壊れていることが多いです。
僕も持っていますが、フルマニュアルカメラのように使っています。
価格ではお手頃だし、面白いオールドレンズはたくさんありますが、初心者の方が扱うのは少し難易度はあがるかな。
ガッツリとフィルムカメラをはじめたい!でも予算はおさえたい方には最もお手軽だと思います。
6位:CONTAX Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G
またまた、ツァイスレンズが出てきましたね。今度は28mmの広角です。
使用したカメラが「CONTAX G1」というオートフォーカスのフィルムカメラ(レンジファインダー)。
あのツァイスレンズが、オートフォーカスで使えるんですよね。多重露光なんかも出来ちゃって、露出もオート。
でも、残念なことにオートフォーカスの精度がいまいちなんです(笑)。この28mmは、ピントを外すことなく使えたけど、望遠の「Sonnar T* 90mm F2.8 G」は中抜け写真がたくさんありました。人物に合わせているのに、背景にピントが合っちゃうんですね。
撮影枚数はそんなに多くないのですが、ハッとする写真がたくさんありました。カール・ツァイスのレンズは、ほんとに立体感がでます。
ちなみに、ミラーレス一眼で使う際に必要なマウントアダプターは他より高く、さらに使いにくいデメリットがあります。
また、ミラーレス一眼で使う時は逆にマニュアルフォーカスになります。変な感じだけど。
太陽を入れて撮っていますが、左端にうっすらとゴースト。逆光耐性もまずまずですね。
やっぱりオートフォーカスは楽チンだなって思っちゃいますね。
車のボンネットに置いて撮影。「CONTAX G1」はマニュアルフォーカスにも出来るので、無限遠で撮影しました。
色の乗りが抜群ですね。コントラストも強くて描写は硬めになりますが、風景写真にも都会撮りにもいいですね。
□ 使用カメラ ー CONTAX G1
□ マウント ー M42
□ 価格 ー ¥40,000〜
CONTAX G1

コンパクトフィルムカメラですが、レンズの交換も可能です。
この高級感のある外観がステキです。しかもオートフォーカスで使えてしまう。
ただー、その肝心なオートフォーカスの精度はそこまで良くはないんですね。マニュアルフォーカスに変更して撮ることもできますが、、
フィルムの巻き上げや巻き戻しなど、いろいろ自動でやってくれるので初心者の方にとっては扱いやすいですね。
注意点はファインダーを覗いて撮るとは思いますが、一眼レフと違ってレンズキャップをしていても、ファインダーからの景色は見えるんですね。
キャップしたまま撮り続ける失敗があるあるなので、注意しましょう。
価格は6万円くらいが相場かな。ちょっとお高めですね。
5位:ライカ SUMMICRON-M 5cm F2 固定レンズ – 初期段階
ミラーレス一眼のランキングでは圏外だった、ライカのレンズ「ズミクロン」です。ミラーレスで撮った時はそこまで良いなーと感じなかったんですけどね。
フィルムで撮ると大化けしました。
ミラーレス一眼で先に使いましたが、色の乗りはいまいちだったので、「Lomography METROPOLIS XR100-400」を使用しましたが、これがハマりましたね。
ミラーレスで撮った時も、湿度を感じたのですが、ピントはカリッとしていました。製造された年代を考えるとすごい解像度です。
フィルムで撮ると、カリッと感はなく、夏のカラッと感でもなく、ジメッと感が見事に再現されました。
ただ、ライカのカメラを購入しないとダメなんです。そこはもうレンズとセットで30万円くらいになっちゃうので、それを購入するくらいなら、いろんなオールドレンズを揃えた方が楽しいかもしれません。
でもライカって魅力と魔力があって、持っているだけで、すげーー奴になれます(笑)。
使い心地は僕がこれまでに使ってきたカメラの中でトップクラス。外観も格好いいし、機械的な質感もたまりません。
オススメポイントはそこだけではなく、カメラって購入したけどあまり撮らなくなることがありますが、ライカを購入しちゃったら、撮り続けるでしょう(笑)。
購入すれば財産になるレンズだとは思います。今後、値下がりもしないだろうし。
でもズミクロンは安くて10万円くらい。なかなか、なかなかですねー。
□ 使用カメラ ー Leica M3 ダブルストローク
□ マウント ー Lマウント(ライカ)
□ 価格 ー ¥110,000〜
◻︎Leica M3 ダブルストローク

なんというか、もう。ライカなんですよね 笑。この質感。ずっと触れていたいです。スペックとかどうでもいいんですが、一応説明しておくとレンジファインダーなのでピント合わせが戸惑うかもしれませんね。
でもね。僕がこれまでに使ったフィルムカメラの中では、使い心地はNO.1です。
撮りやすいとか操作性的な部分ではなく、もはや感覚ですけどね。
ファインダーを覗いて、シャッターを切って、フィルムを巻き送る。その操作している自分が好きになります 笑。
これを使った後に、フルサイズの一眼とか使いたくなくなります。
問題はね、高っけーんだ。レンズと合わせて30万円くらいになるかもしれねーんだ。
おらには買えねーんだ。
4位:ミノルタ AF 20mm F2.8
おそらく、あまりメジャーではないレンズだと。ただ僕の好みなだけで、20mmという超広角だし、「みんなにオススメよー!」というオールドレンズはありません。
でもね、描写は鮮やかで、コントラストも強いので、風景写真にはめっちゃいいんです。
広角レンズを一本も持っていないのなら、ありではないかなーと。
ほんとね、20mmくらいの広角で撮ると別次元になってきます。ファインダーを覗くと、世界は広いなーって思っちゃう。
遠近感があって、写真に迫力も出ますからね。
使用したカメラは「MINOLTA α-9」ですが、これがまた超ハイスペック。シャッターの最高速はなんと 1/12000秒。今のデジタルカメラよりも早いです。
まさにフィルム一眼の完成形。ファインダーも見やすくて、もちろんオートフォーカス。
こんな凄いフィルムカメラがあったのかと、驚きました。普通にデジタル一眼と同じ感覚で使えます。
価格はカメラとセットだと6〜7万円くらいですね。
カメラはかなり重たいですが(笑)、このハイスペックさを考えると仕方ないかなと。
ニャンコとワンコと西成のおっちゃん×2とタバコを吸ってるおばちゃん(笑)。あ、西成は大阪の昭和スポットです。
このカメラとレンズが出してくれた味、ではないでしょうか?
正直、第4位は上位過ぎたかもしれません。でも、そこはあくまで個人的なランキング。
でも、第11位は同じく「MINOLTA α-9」専用のレンズ、「MINOLTA AF 85mm F1.4」でした。中望遠だけど、オートフォーカスの精度も抜群だったんですよね。
さらに、「MINOLTA STF 135mm F2.8 [T4.5]」という、神レンズも存在します。僕は使いこなせなかったですが(笑)、ボケが最強に美しいといわれているレンズです。
僕はその中でこの「MINOLTA AF 20mm F2.8」の虜になっちゃいました。
ミラーレス一眼で撮った時はいまいちだったんですけどね。ぜひ、フィルムで使って欲しいレンズです。
□ 使用カメラ ー MINOLTA α-9
□ マウント ー ミノルタAマウント
□ 価格 ー ¥20,000〜
MINOLTA α-9

フィルム一眼のスペックの中ではトップクラス。
僕がこれまで使ったフィルム一眼の中では、ダントツのハイスペックさ持ち合わせています。
オートフォーカスの精度も良く、シャッタースピードの最速は脅威の1/12000秒。デジタル一眼より早い。
ファインダーもめちゃくちゃ見やすいです。
まさにフィルム一眼の最終形態。難点は945gという重さ。
フィルムカメラって不便さを楽しむ部分もあります。
MINOLTA α-9 は簡単に使えてしまうので、初心者向けといえますが、フィルム本来の面白さからは少し離れている気もしますね。
これだけハイスペックだけど、4万円くらいで購入可能です。
3位:OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2
僕の中では一番の「神レンズ」です。描写力に関しては全てがパーフェクト。おまけにマクロレンズなので、ニクキューをこんなにアップで撮影出来ちゃいます。
もうね、ボケがこれまた美しい過ぎるんです。そして、適度な鮮やかさと、画像が潰れない絶妙なコントラストの強さ。
現像から帰ってきた写真を見て、一番驚いたのがこのレンズです。
ピントの合っている部分、猫の毛並みはしっかりと再現されていて、前後は緩やかにボケています。
まず、この二枚を見てください。「OLYMPUS PEN FT」はハーフカメラで、「Rollei 35」はコンパクトフィルムカメラです。
どちらもピントの甘さはそこまで感じません。
で、同じ場所で「OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2」で撮ったのが以下の写真です。
使ったフィルムも明るさも時間帯も、焦点距離も違いますが、やばくない? 中判カメラで撮るよりもキレイな気がします。
3位になったのは、焦点距離です。90mmはやっぱり普段使いには不向き。ただ、それだけです。
描写に関しては間違いなく1位です。
使用したカメラは「OLYMPUS OM-1」です。シャッターの音がめちゃくちゃ好きなカメラです(笑)。
あの音でこのキレキレ&絶妙な柔らかさの一枚が撮れるんですからね。やっばい。
□ 使用カメラ ー OLYMPUS OM-1
□ マウント ー OM
□ 価格 ー ¥90,000〜
OLYMPUS OM-1

小型軽量。シャッターを切ったときの振動も小さく、シャッター音も最高にいい。
まさにフィルム一眼を楽しむためのカメラ。
シャッタースピードの最速は1/1000と、これまでに紹介してきたフィルム一眼からすると微妙ではありますが、旅行に連れ出したくなる、良き相棒になることは間違いありません。
2位:ライカ エルマー 5cm F3.5
はい、またきましたねーライカちゃん。いや、ライカ様。
はじめは、神レンズの「OLYMPUS ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2」が2位でしたが、写真を選んで文章を書いている内に、ライカの方がいいなーと逆転。
5位のズミクロンも良かったけど、「エルマー」の方が好きですね。
このレンズが今の「標準レンズ=50mm」を決めたとも言われています。
80年くらい前に発売されたんだったかな。それなのにこのキレ味!
オールドレンズってどうしてもボケ味で勝負したくなるし、開放に個性があるのですが、ライカだけは別です。
絞りをF8くらいに固定してパンフォーカスで撮りたくなるんですよね。
背景にもピント合ってるのに、なぜか被写体が引き立つんです。やばくないですか?
ただ、無限遠で撮ると少しピントの甘さが出るかなとは思いました。でも、それも良かったりするんだけど。
この世界観は、このレンズでしか出せないですね。撮影から数年経ちましたが、エルマーで撮った写真はなぜだか時間が経つほど好きになってきます。
使用したカメラは「バルナックライカ(ライカⅢf)」。このカメラがまたまた癖だらけ。使い勝手が悪いし、フィルムの先端をハサミで切らないとフィルムを装填出来ないんです。
でも機械いじりが好きな方からすると、こんな面白いカメラはありません。
そら、こんなカメラとレンズで撮影していたら、猫もハート柄を見せつけてきますよ。
写真の仕事でデジタルを使わなくなったら、「バルナックライカ」だけで撮る男になりたいです(笑)。
□ 使用カメラ ー バルナックライカ(ライカⅢf)
□ マウント ー Lマウント(ライカ)
□ 価格 ー ¥60,000〜
バルナックライカ(Leica IIIf)

これもまたどう言えばいいのか、とにかく使い勝手が悪くって煩わしくって 笑、それが最強に面白いです。
フィルムを装填する時に、フィルムの先端をハサミで切ってから装填する必要があるんですよね。
このカメラの偽物。ライカコピーがたくさん販売されて、さらには「Leica」のロゴまで入れて「本物のライカ」として高値で販売もされました。
先ほどの「Leica M3」よりは安く購入はできます。
苦労してフィルムを入れて、沈胴式のレンズを出して撮影する。
ほんと、フィルムカメラで撮ることの面白さを教えてくれるカメラです。
1位:CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MMJ
譲れない堂々の1位はやっぱりカール・ツァイスのプラナーです。
とろけるようなボケ、色の乗りの良さ、コントラストの強さ、三拍子揃っています。もちろん解像度も良く、キレのある写真を撮ることが出来ます。
魅力はこれ。伝わりますかね、この空気感。
フィルム一眼は「CONTAX Aria」と「CONTAX 167MT」を使っています。描写やスペックは変わりませんが、Ariaの方が軽量で使いやすいですね。
でも、167MTは割と安価で購入出来ます。
僕はもともと焦点距離50mmって、標準レンズなんだけどちょっと苦手な部分がありました。
それもこのレンズのおかげで払拭されました。
絞り開放F1.4でのボケが魅力ではあるのですが、特にそこにこだわる必要もありません。
どんな絞り値でも変わりない描写力。
娘の成長の記録もプラナーでたくさんおさめてきました。記録でもあるけど、プラナーが描くのは記憶の世界。
今のデジタルのレンズはいかにキレイに、高い解像度で撮れるかを競っていますが、写真ってそれだけじゃありませんよね。
それはこのレンズを使っているとよくわかります。

プラナーで撮るとそこにストーリーが存在するんですよね。
もちろん、それを意識して撮っているつもりですが、出来上がりの想像を越えてくるんです。不思議なレンズです。
もちろん、撮った枚数が多いから1位になったというのもあります。
でも、このレンズがなかったらここまでオールドレンズにハマれなかっただろうなってことで、やっぱりプラナーが1位なんですよね。
花や風景写真もいいのですが、日常のほんの一場面を撮ると、驚くような描写をしてくれます。
50mmの標準レンズは割と安く手に入るものが多いですが、プラナーはちょいとお高めですね。年々高騰してます。
有名なカメラマンも使っていますし、それだけ人気があるってことですね。
使用したのはフィルム一眼は8位と同じく、CONTAX Ariaになります。
□ 使用カメラ ー CONTAX Aria
□ マウント ー ヤシカ・コンタックスマウント(Y/Cマウント)
□ 価格 ー ¥60,000〜
下記にてさらに詳しく解説しています。
まとめ
ミラーレス一眼ランキングと比べるとガラッと変わりました。全てのオールドレンズをフィルムカメラで試したわけではありませんが、ミラーレスでは圏外だったLeica(ライカ)がランクインしてきました。
やっぱ、ライカはフィルムで撮る方が味が出るんですね。カール・ツァイスもやっぱり強かったです。
ミノルタのレンズは、ミラーレス一眼よりフィルムカメラで使う方が相性が良かったです。
オールドレンズって楽しいですが、比べてみるとやっぱりフィルムカメラで撮った描写の方が好きですね。
それにしてもおそるべしは、ライカです。撮影場所も関係していますが、タイムスリップしたかのよう。プラナーとは違ったストーリーを感じる写真になります。
高価ではありますがやっぱり欲しいなぁ。外観も格好良くて、持っているだけでステータスが上がったかのように、錯覚出来るし(笑)。
まぁ、はじめてのフィルムカメラでライカを選択する方は少ないだろうけど、フィルム一眼もいろいろ種類があり、2万円あれば選択肢はそこそこあります。
ぜひ、まだフィルムで撮ったことのない方は試してみてくださいね。
その描写に魅了されること間違いなしです◎
ミラーレス一眼のランキングは以下より。

フィルムカメラ・オールドレンズの教室|個人レッスン
2026年は大阪や東京にて、オールドレンズやフィルムカメラのワークショップを開催する予定です。
日程は、SNSやホームページ内でも告知しますが、LINEの友達登録登録していただければ、開催が決定した際に募集案内を送らせて頂きます。
ワークショップの内容は様々なので、これからフィルムカメラを始めたい、学びたい方のためにマンツーマンのレッスンも実施しております。
お気軽にお問合せください。
使用してきたレンズ一覧
・オリンパス OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
・オリンパス OM-SYSTEM S ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4
・オリンパス ZUIKO AUTO-W 35mm F2
・オリンパス G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4
・オリンパス F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8
・オリンパス ZUIKO AUTO-MACRO 90mm F2
・CONTAX Carl Zeiss Distagon T* 25mm F2.8
・CONTAX Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4
・CONTAX Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4
・CONTAX Carl Zeiss Sonnar T* 135mm F2.8
・CONTAX Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 G
・CONTAX Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 G
・CONTAX Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 G
・Carl Zeiss JENA electric MC FLEKTOGON 35mm F2.4
・Carl Zeiss JENA electric Pancolar 50mm F1.8
・Planar T* 80mm F2.8(Hasselblad)
・MakroPlanar CF 120mm F4 T*(Hasselblad)
・PENTAX スーパータクマー50mm F1.4
・PENTAX スーパータクマー55mm F1.8
・PENTAX SMC タクマー35mm F2
・PENTAX スーパーマルチコート タクマー28mm F3.5
・ニコン NIKKOR 28mm F2.8
・ニコン Ai-s NIKKOR 35mm F1.4
・ニコン New NIKKOR 55mm F1.2
・ニコン Ai NIKKOR 50mm F1.8
・ニコン Ai-s NIKKOR 135mm F2.8
・ニコン NIKKOR-S 5cm F2
・ニコン H 5cm F3.5(ブロニカ)
・ニコン P 75mm F2.8(ブロニカ)
ミノルタ STF 135mm F2.8 (T4.5)
ミノルタ AF 20mm F2.8
ミノルタ AF 85mm F1.4
ミノルタ スーパーロッコール 45mm F2.8
・富士フイルム フジノン 55mm F2.2
・ゼニター MC M 16mm f2.8 フィッシュアイ
・キヤノン NEW FD 50mm F1.4
・キヤノン NEW FD 85mm F1.2 L
・ライカ エルマー 5cm F3.5
・ライカ ズミクロン-M 5cm F2
・ライカ エルマー-M 50mm F2.8
・ジュピター MC JUPITER-9 85mm F2
・JUPITER-8 5cm F2
・インダスター-22 50mm F3.5
・ヘリオス-44-2 58mm F2























コメントを残す