【観覧車】まずはじめに

人それぞれ好きな被写体ってありますよね。ポートレートや動物、空や花。とにかく何でもいいから撮る行為が好きな方もたくさんいます。
それが僕にとっては観覧車です。ファンタジーでもあり、無骨で格好良くもあります。

本格的に写真をはじめるきっかけが「人の記憶に触れるようなものが撮りたい」でした。
まるで古いアルバムを見た後のような、少し胸がチクチクするけど、でも嫌な痛みじゃなくって。いいことあった訳でもないけどそれとはまた別の幸せのカタチなんだろうなと。

記憶の残り香

観覧車って誰でも一度くらいは乗ったことがあると思うんです。子供の頃に親と、大人になって恋人と、親になってからは子供と。だから、その存在に記憶の残り香みたいなものを感じます。行ったことも乗ったこともない場所でも、懐かしいなぁって。

それが自分の撮りたいテーマにぴったりハマって、観覧車のある場所に撮影に行くようになりました。まだまだ半分も撮れていませんが、いつか観覧車写真集を出したいので、場所とともに振り返りながらまとめていこうという、観覧車シリーズです。

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