【比較レビュー】KODACOLOR 200を使ってみた|ColorPlus 200に似てる?GOLD 200との違い(作例あり)


こんにちは、フィルムカメラをこよなく愛する「猫写真家の雨樹一期」です。
今回は、Kodak の 「KODACOLOR 200」 を使ってみたので、レビューしていきます。

このフィルムが気になった理由は2つあります。
ひとつは、海外では 「ColorPlus 200 にかなり近いのでは」 という声があること。
もうひとつは、「GOLD 200 と比べると、実際どんな違いがあるのか」 というのが気になったことです。

ちなみに、2026年4月の時点で Kodak 公式が「ColorPlus 200」と同じフィルム だと明言しているわけではありません。

なので今回は、実際に撮ってみて、「ColorPlus 200」 的な落ち着いた方向なのか、それとも「GOLD 200」寄りの暖かみがあるのかを見ていこうと思います。
 
まずはこの二つのフィルムを簡単な表にしてみました。

 

比較
「ColorPlus 200」|「GOLD 200」
特徴ColorPlus 200 Gold 200
彩度低い・落ち着いている高い・鮮やか
色の傾向渋めでノスタルジック暖かく明るい
粒子感適度のザラ付き比較的なめらか
雰囲気ゆるい・エモい(夢の中)シャープ・エモい(現代的)

 

同じ低価格ではありますが、意外と個性が違います。「GOLD 200」の方が単純な性能は上なんですよね。
ただ、フィルムって性能が高いから好き!とかではなくって、色味やザラつき、全体の雰囲気で好みが分かれるものだと思っています。

ということで今回は、「KODACOLOR 200 」の正体を探るつもりで、作例とともに見ていこうと思います。

 

 

KODACOLOR 200 はこんなフィルム

先に結論を書くと、「KODACOLOR 200」は派手すぎず、地味すぎず、日常を少しノスタルジック調に変えてくれるような写りです。

全体としては、「GOLD 200」 のような明るい温かみではなく、「ColorPlus 200」を思わせる少し落ち着いた雰囲気も感じました。

もちろん、フィルムは天気や光によって色味が変わりますし、製造ロットによっても少しずつ違いが出ると言われています。
そのため、「KODACOLOR 200 の正体はこれだ!」と断言することはできません。

ほんとに、微妙な違いなので何十本と使用しないとわからない部分もありますね。

 

作例レビュー|色味・粒状感・写りの印象

それではここからは実際の作例と共に、KODACOLOR 200 の印象についてふれていきます。
撮影に使用したカメラは「LOMO LC-A」になります。

僕の相棒的なカメラで、これまでのフィルムも作例も主に、LC-Aを使用しています。

 

 

全体の色味・トーン

実際に撮ってみてまず感じたのは、Kodakらしい赤黄色系の被りはありつつも、派手に発色するというより、少し控えめ。
シャープというより、やや緩めでノスタルジック系に振れるフィルムでした。

花や空よりも、レトロさを感じる場所との相性が良さそうに感じました。

 

粒状感と質感

粒状感については、強くざらつく感じではなく、ほどよくフィルムらしさが残る印象でした。
少し暗めに撮れてしまった一枚を見ても、黒潰れしてザラザラになるということはなく、写りの雰囲気として自然になじんでいる感じですね。

シャープすぎず、甘すぎず、見返したときに「ちゃんとフィルムで撮っている感じ」が残るのも好印象でした。
このあたりは、日常を気軽に撮りながらも、デジタルとは少し違う質感を楽しみたい人には向いていそうです。

 

日常をエモいスナップに

このフィルムは、特別な場面をドラマチックに切り取るというより、日常のスナップを自然に楽しむのに向いていそうです。

何気ない景色や身近な被写体を撮っても、少しやわらかく、少し懐かしさを感じる写りになります。

派手な個性で押してくる作品性のあるタイプではなく、気張らない描写。日常をエモい一枚に変えてくれる魅力があります。

ただ、フィルム写真って失敗も多いのですが、まれにドーンと大化けしてくれることがあります。
でも、このフィルムにはそれはあまり期待できないかもしれません 笑。

さらっとエモいスナップとして残してくれる感じです。

 

「KODACOLOR 200」は「GOLD 200」と何が違う?

ここでは二つのフィルムを比較していきます。撮影場所や条件は異なりますが、ご参考になれば幸いです。

 

色味の違い


KODACOLOR 200 は、GOLD 200 より少し落ち着いた印象がありました。
GOLD 200 が暖かさや鮮やかさを感じやすいのに対して、KODACOLOR 200 はもう少し自然で控えめなトーンです。

少しノスタルジック調な色被りの傾向もあって、同じ適正露出で撮ったとしても、KODACOLOR 200の方がやや暗く感じるかもしれません。

 

粒状感と質感の違い


粒状感はパッと見では、大きく違っているようには見えません。
ただ、拡大してじっくり見ると、KODACOLOR 200 のほうがザラ付きがあるように感じました。

ここに関しては、「ザラ付き=フィルムらしい描写」でもありますけどね。

ザラ付きがあまり好きでない方は、「Kodak Ektar 100」を使いましょう。

 

どちらがおすすめ?

どちらも使いやすいフィルムで、きっと実際に使ってみても「全然、別物のフィルムだ!」と感じることはありません。たぶん。

それでも、個人的にはGOLD200の方が好きですね。
というのも、KODACOLOR 200 の方は良くも悪くもうっすーーい黄色のベールがかかっているような仕上がりになるからです。

GOLD200の方が描写がパリッとしてきますね。

ここらへんは、いまの好みの傾向がGOLD200なだけであって、来年にはKODACOLOR 200の方が好きとか言っているかもしれません 笑。

 

KODACOLOR 200が向いている人

KODACOLOR 200 は、日常のスナップを柔らかく、エモく残したい方に向いていそうです。

派手すぎず、地味すぎず、少し落ち着いた雰囲気で撮りたいときにちょうどいい印象でした。

緩めの描写を求めている方にはオススメです。
でも、強い個性やシャープ感。鮮やかな発色を求める人には、少し物足りなく感じるかもしれませんね。

 

まとめ|「ColorPlus 200 」と似ている?


KODACOLOR 200 は、フィルムらしい緩くって懐かしい描写でした。

今回使ってみた限りでは、GOLD 200 のような鮮やかさやシャープ感はなく、PORTRAほどの白の粘りや美しさはなく。
ColorPlus 200 を思わせる少し落ち着いた黄色被り系の雰囲気を感じました。


もちろん、フィルムは天気や光、撮影場所や時間帯。
製造ロットによっても印象が変わるので、「これが正体だ」と断定はできません。

それでも。少なくとも今回の印象としては、KODACOLOR 200 は GOLD200よりも、ColorPlus 200 に似ているなと感じました。

 

オススメ度 ★★☆☆☆
ふんわり ★★☆☆☆
鮮やか ★★☆☆☆
ノスタルジー ★★★☆☆
ドリーミー ★★☆☆☆
キレイ ★★☆☆☆
面白さ ★☆☆☆☆
価格 ★★★★☆

 

 

 

 

 

フィルム別の発色について

これまでに使用したフィルムでランキング記事をまとめました。ぜひ下記もご参考ください。
また、新しいフィルムのレビューも追加していきます。

▶︎ おすすめ35mmフィルムランキング【2026年最新】|ネガ・リバーサル・モノクロ徹底比較

 

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