2011年に生産終了したタングステンフィルムです。もともとは室内での商品撮影用に開発されたフィルムです。
電球の色温度は3000k(ケルビン)です。現在のデジタルカメラはホワイトバランスをオートにするだけで、ちゃんとした色で撮影出来ますが、フィルム時代はそうじゃなかった。電球や蛍光灯の下では色バランスが崩れてしまいます。
だから色温度に合わせてフィルムを選んだり、レンズフィルターを付けていました。と、難しい話はまたどこかでします。
ザ・ゆるふわフィルム!
簡単に言うとこのタングステンフィルムは、電球の赤味と黄味を押さえる為に青味が足されているフィルムです。
それで撮るとどうなるか?
青くなります(笑)。


この青味、ゆるふわ感、たまりませんね。女性受け間違いなしです。
これを活かして撮影されている写真家さんもたくさんいます。
ただ、はじめにも書いた通り生産は終了してしまったので、オークションなどで高値で取引するしかありません。


僕は自宅の冷蔵庫に在庫が数十本ありますが、貴重過ぎて「ここぞ!」という時にしか使っていません。このフィルムは曇天の時でも、天気の悪さをあまり感じない特徴もあります。
2017年頃から復刻するフィルムがちらほらと出て来ているので、そのブームに乗って再販されたら嬉しいですけどね。
鮮やか ★★★☆☆
ノスタルジー ☆☆☆☆☆
ドリーミー ★★★★★
キレイ ★★★★★
面白さ ★★★★☆
価格 ★★★★☆
コメントを残す